●平成25年度「学校教員統計調査(中間報告)」の公表について~文部科学省 (2014年08月13日)
文部科学省では、学校の教員構成、ならびに教員の個人属性、職務態様および異動状況等を明らかにすることを目的として、3年ごとに学校教員統計調査を実施しています。
このたび、平成25年度の調査の一部の取りまとめが行われ、中間報告として公表されました。なお、確定値の公表は、平成27年3月の予定となっています。
調査の概要は、以下の通りです。
調査対象は、国立、公立及び私立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、短期大学、高等専門学校、専修学校、各種学校です。
調査項目は、平成25年10月1日現在の、教員の性別、年齢、職名、学歴、勤務年数、週担当授業時数、給料月額(平成 24 年度間(平成 24 年4月1日から平成 25 年3月 31 日))、異動状況についてでした。
幼稚園・小学校・中学校・高等学校においての調査結果の主な特徴点は、以下のようになっています。
教員の平均年齢は、公立幼稚園、公立小学校、公立中学校および私立高等学校では、平成 22 年度の前回調査時より低下しています。一方、私立幼稚園では前回調査時より上昇し、公立高等学校では前回調査時と同じとなっています。
教員の年齢構成は、50歳以上の比率が私立幼稚園、公立中学校、公立高等学校および私立高等学校で、前回調査時より上がっています。公立幼稚園および公立小学校では、前回調査時より下がっています。その一方で、30歳未満の比率は、私立幼稚園をのぞく全ての学校種において、前回調査時より比率が上昇しています。
教員の採用者数は、私立幼稚園をのぞく全ての学校種において、前回調査時より増加しています。また、教員の定年退職者を含む離職者の数も、全ての学校種において前回調査時より増加してます。
大学・短期大学・高等専門学校の教員の平均年齢は、すべての学校種において上昇し、過去最高となっています。
各教育機関の状況は、その時代によって変わるものなんですよね。
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投稿者 kksblog : 2014年08月13日 01:23