●国際化学オリンピック、金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名受賞 (2014年07月31日)
文部科学省は、7月20日から29日にかけてベトナム(ハノイ)で開催された「第46回国際化学オリンピック」に参加した生徒が、金メダル等を獲得したとの報告をおこないました。
今年は、75か国・地域から291名の生徒が参加し、日本は参加者4名中、金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名という結果になりました。
受賞者は、金メダル:白陵高等学校(兵庫県)3年(17歳) 福永 隼也(ふくなが としや)さん、銀メダル:白陵高等学校(兵庫県)3年(17歳) 正田 浩一朗(まさだ こういちろう)さん、筑波大学附属駒場高等学校(東京都)3年(17歳) 森田 峻平(もりた しゅんぺい)さん、銅メダル: 豊島岡女子学園高等学校(東京都)3年(17歳) 林 杏果(はやし きょうか)さん。
国際化学オリンピックは、1968年に東欧3か国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)にて第1回大会が開催され、以降、1年に1度開催。参加資格があるのは高校生又は高校と同等の学校(ただし高校相当の学年)に在学する20歳未満の生徒となっています。
この大会は世界の高校生が一堂に会し、化学の実力を競うと同時に交流を深めることを目的としています。毎年7月に十日間の日程で開催され、生徒らはそれぞれ5時間の実験問題と理論問題に挑戦。成績優秀者には金メダル(参加者の約1割)、銀メダル(同約2割)、銅メダル(同約3割)が授与されます。
日本は、2003年から参加を開始し、毎年4名の生徒を派遣。今年は12回目の参加。昨年のロシア大会は、73か国・地域、291名の生徒が参加し、日本の成績は銀メダル4名でした。
どの分野であっても、何らかの賞を受賞することによって、子どもたちの大きな自信につながりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2014年07月31日 08:21