●国際生物学オリンピック、国際数学オリンピックで日本代表全員メダル獲得! (2014年07月24日)
2014年も、国際的な科学技術コンテスト、科学オリンピックが開催されており、多くの国や地域から、日本では高校生にあたる生徒たちが集まって、課題に挑戦していました。文部科学所杖は、独立行政法人科学技術振興機構を通じて、こうした国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施しています。
この度、7月6日から13日にインドネシアのバリで開催された「第25回国際生物学オリンピック」、7月3日から13日に南アフリカのケープタウンで開催された「第55回国際数学オリンピック」において、日本から参加した生徒が金メダルなどを獲得したと発表がありました。
第25回国際生物学オリンピックでは、日本から4名の生徒が参加し、静岡県立浜松北高等学校の3年生、那須田 桂さんが金メダルを獲得、他3名も揃って銀メダルを獲得するという素晴らしい成績でした。
また、同時に開催されたIBOビデオコンペティションでは、日本代表が制作した作品が国際大会参加各国代表生徒の投票により第一位となりました。日本チームは2012年にも受賞しており、今回が2回目の受賞です。全員で協力して作り上げた、動物ジェスチャークイズの動画です。大変面白く仕上がっており、また登場しているメンバー達が実に楽しそうなのが印象的な作品です。
第55回国際数学オリンピックでは、日本からは6名の生徒が参加し、早稲田高等学校3年生の上苙 隆宏さん、筑波大学付属駒場高等学校3年生の隈部 壮さん、洛星高等学校3年生の早川 知志さん、東海高等学校3年生の山本悠時さんの4名が金メダル獲得、そして銀メダル1名、銅メダル1名と、参加者全員メダル獲得という快挙でした。
参加者のうち、上苙さんは2013年国際数学オリンピックで銀メダルを獲得、隈部さんは2013年国際情報オリンピックで銀メダルをそれぞれ獲得しており、2年連続で国際科学オリンピックでのメダル受賞です。
この科学コンテストは毎年開催されており、また今回紹介しました生物学・数学の他に、情報、物理学、地学などの分野があります。理数が好き、興味がある高校生、中学生のみなさん、次のメダリストを目指して頑張ってみてはどうでしょうか。
国際生物学オリンピック参加生徒の成績について | 文部科学省
国際数学オリンピック参加生徒の成績について | 文部科学省
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投稿者 kksblog : 2014年07月24日 11:39