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日本の高校生が国際物理オリンピックで銀メダル、銅メダルを獲得 (2014年07月29日)

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文部科学省は、カザフスタン(アスタナ)で開催された「第45回国際物理オリンピック」に参加した生徒が、銀メダル4つ、銅メダル1つを獲得したことを報告しました。

国際物理オリンピックは、1967年にポーランドのワルシャワで第1回大会が開催された物理の国際的なコンテスト。各国から高校生等が参加し、物理学に対する興味関心と能力を高め合うとともに、国際的な交流を通じて参加国における物理教育を一層発展させることを目的としています。科学・技術のあらゆる分野において増大する物理学の重要性、また次代を担う青少年の一般的教養としての物理学の有用性を鑑み、開催国を持ち回りとして毎年開催されています。成績優秀者には金メダル(参加者の約8%)、銀メダル(同17%)、銅メダル(同25%)が与えられます。

各国内で選抜された最大5名の代表選手たちが、リーダーやオブザーバーからなる引率役員とともに参加。9日間という長い会期の間、選手は理論問題・実験問題にそれぞれ5時間をかけて挑戦するほか、開催国の文化に触れる様々なイベントに参加することを通じて、他の国々からの参加者や主催者と国際的な交流を深めます。

今年のカザフスタン大会では、85か国・地域から383名の生徒が参加。日本は、2006年から参加を開始していて、毎年5名の生徒を派遣しています。大阪星光学院高等学校の親川 晃一さん、開成高等学校の杉浦 康仁さん、岐阜県立岐阜北高等学校の林 達也さん、宮崎県立宮崎西高等学校の丸山 義輝さんが銀メダル、灘高等学校の濱田 一樹が銅メダルを獲得しました。

物理に興味をもち、このようなすばらしい成績をとることをめざす子どもたちが増え、理科教育の推進につながるといいですね。


国際物理オリンピック参加生徒の成績について | 文部科学省



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投稿者 kksblog : 2014年07月29日 10:52


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