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上醍醐より五大明王像を一挙公開「国宝 醍醐寺のすべて」7月19日~奈良国立博物館 (2014年07月18日)

奈良国立博物館では明日7月19日より、醍醐寺文書聖教7万点 国宝指定記念特別展「国宝 醍醐寺のすべて‐密教のほとけと聖教‐」を9月15日まで開催します。醍醐寺といえば京都市伏見区にある名刹、空海の真言密教の流れをくむ聖宝(理源大師)によって貞観16年(874年)に開創されて以来、真言密の信仰と実践の場として発展。世界遺産にも登録されています。
聖宝が奈良・東大寺で修業を積んだことに始まり、奈良との深いつながりがあります。これらの醍醐寺の歴史と伝統は膨大な古文書や聖教によって知ることができますが、昨年これら文書聖教のうち約7万点が国宝に指定されました。同展は、これを記念してゆかりの地である奈良で行われるもので、彫刻や絵画、書跡、工芸品など国宝62件、重要文化財85件を含む約190件の寺宝を一挙に公開するものです。

巡回展はなく同館のみで開催されるものですので、貴重な機会となります。
様々な展示がありますが、見どころの一つは上醍醐薬師堂の「薬師如来像」。国宝でもあり、両脇侍像の日光菩薩、月光菩薩と共に見られます。10世紀彫刻の代表的な基準作例としてきわめて高い価値を有する作品ということです。また、醍醐天皇御願によって聖宝薬師堂の薬師如来及び両脇侍像と共に制作を始めた上醍醐五大堂の五大明王像(不動明王像/降三世明王像/軍荼利明王像/金剛夜叉明王像/大威徳明王)は五尊がそろって山を下りるのは初めてと、貴重な展示にあふれています。

また、同館では夏休み親と子のワークショップとして「消しゴムはんこで、ほとけさまを彫ってみよう!」(8月10日)、夏休み親子講座「守ろう!知ろう!文化財」(8月11日)などの親子イベントも行われるようですので、併せて見に行ってはいかがでしょうか。

【概要】
■会期=2014年7月19日(土)〜9月15日(月・祝) ※8月19日(火)より一部、展示替えを予定
■問合せ=ハローダイヤル050-5542-8600
■開館時間=9:30~18:00
※毎週金曜日と8月5日(火)~8月14日(木)は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)
■休館日=毎週月曜日と7月22日(火)
※7月21日(月・祝)、8月11日(月)、9月15日(月・祝)は開館
■料金=一般1500円、高大1000円、小中500円
■主催=奈良国立博物館、総本山醍醐寺、日本経済新聞社
■共催=NHK奈良放送局



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投稿者 kksblog : 2014年07月18日 14:29


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