●高校生・高専生による薬物乱用防止の映像・ポスター作品を募集中 (2014年07月14日)
近ごろニュースで「脱法ドラッグ」の名前をよく耳にします。法律に基づく取り締まりの対象になっていないけれど、麻薬と同様の効果を持つ薬物で、新たな規制を設けてもまた新たな薬物が出回ることから、
文部科学省では、全国高等学校生徒および高等専門学校学生から、薬物乱用防止に関する広報啓発映像及びポスターの作品を募集しています。中高生をはじめとした青少年が薬物乱用の誘いを断ち、心身共に健康な生活を送ることができるよう、高等学校生徒及び高等専門学校学生が主体となって薬物乱用防止を訴えることをねらいとしています。
応募資格は、国公私立の高等学校及び中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部、高等専門学校第1〜3学年に在籍中の生徒および学生の作品であることです。優秀作品のうち映像作品は競技場などの大型ディスプレイにおいて、試合前、試合途中などに放映、ポスターは全国の高等学校及び高等専門学校に配布されるといった、薬物乱用防止に関する全国的な広報啓発活動に使用されます。
映像作品は30秒以内でまとめられた作品であること、大型ディスプレイに使用しての放映に耐えうる画質であることなどの条件があり、制作意図、スタッフ・キャスト、使用著作物一覧表などを記載した台本をあわせて提出する必要があります。特に著作権については厳密に、音楽にはレコード会社の音源使用許諾申請書および解答書を添付、著作権フリーのものについても音源を添付するよう指示されています。
ポスターは主に中高生をはじめとした青少年を対象に薬物乱用の危険生を啓発し、薬物の誘いに乗らない、やらないといった強い意志を表現したものとします。内容は固有名詞や記号、商標・ロゴなどのマークは入れない、メッセージの有無は問わない、などの条件があります。いずれの作品も9月30日(火)必着です。
自分には関係ないと思いがちですが、もし友人が手を染めてしまったら、違法ではないから、と誘われたら…決して対岸の火事ではありません。自ら啓発する作品を作ることで、あらためて薬物乱用を遠ざける気持ちを固めることができるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2014年07月14日 09:24