●小中高の先生対象「最先端の科学技術に触れる施設見学・研修会2014」開催 (2014年07月15日)
科学技術団体連合により、今年も最先端の科学技術に触れる施設見学・研修会2014が実施されます。同連合は平成2年の設立以来国の科学技術週間行事の支援等、科学技術振興を促進する活動に取り組み、その一環として同施設見学・研修会を毎年開催。
平成25年度は関東でおこなわれましたが、今年度は8月7日(木)に国立大学法人大阪大学超高圧電子顕微鏡センター、株式会社島津製作所三条工場、島津創業記念資料館の見学・研修が予定されています。
創立40周年を迎える大阪大学超高圧電子顕微鏡センターは、日本はもとより世界的にも電子顕微鏡発達のゆかりの地であり、昭和初期より研究を進め、1939年には日本初の電顕を完成。以来段階を追って開発を進め、1992年には現在でも世界最高となる加速電圧300万ボルト超高圧電顕を完成し、運用してきました。
この間生命科学、材料科学などさまざまな分野の基礎的、先端的研究の進歩に大きく寄与し、国内外の協力要請にも応え、研究、研究支援、教育にわたる幅広い活動を展開しています。
島津製作所は1875年(明治8年)創業の伝統を有し、分析・計測、医用、産業用等の機器を開発して日本の科学技術・医療・産業等の進展に貢献。
三条工場では、同社の液体クロマトグラフや質量分析計、分光光度計など最新の分析計測機器を展示する分析機器ショールームと、X線フラットパネル検出器を搭載した最新の画像診断装置を展示するメディカルセンターの見学を予定。
創業記念資料館では、明治以来の理化学機器をはじめ初期X線装置など日本の科学技術発達の足跡をたどる広範な文物を展示。また、同社の田中耕一氏のノーベル化学賞技術紹介コーナーも併設しています。
同施設見学・研修会の対象は、小学校・中学校・高等学校の先生方。理科が担当教科でない先生も参加可能。定員は20名程度。参加費無料。申込はメールにて、7月18日(金)17:00締切。
新しい情報を積極的に取り入れ、子ども達にとってよりよい授業が展開していけるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2014年07月15日 17:45