●小、中、高の生徒用端末連携ソフト最新版を提供開始~日立ソリューションズ (2014年07月09日)
株式会社日立ソリューションズは、小・中・高等学校の授業でタブレット端末活用を実現する生徒用端末連携ソフトの最新版「StarBoard Student Tablet Software Ver.2.0」の提供を開始しました。
最新版では、電子黒板ソフト「StarBoard Software」との連携機能を強化し、授業において、電子黒板を活用した一斉学習から、タブレット端末を活用した協働学習に円滑に移行することが可能になり、より効果的な学びの場を支援。
昨今、教育現場では教育のIT化に向けた環境整備が進んでいます。その中心となるのが、電子黒板とタブレット端末。電子黒板は、任意箇所の拡大、動画、音声朗読などを通して、教員が学習内容を分かりやすく説明したり、子どもたちの学習への興味関心を高めたりすることに効果的とされています。
また、タブレット端末は、教員と子どもたち、子どもたち同士がお互いに教え合い、学び合う双方向性のある授業に有効とされています。
このような背景のもと、同社は、電子黒板「StarBoard」をはじめとする学校ICTソリューションを提供。「StarBoard Student Tablet Software」は、タブレット端末と電子黒板の連携を実現し、タブレット端末を囲んだグループ学習や、子ども一人ひとりのタブレット端末での個人学習などを電子黒板で共有し、発表・討議などを行う、子どもたち同士の協働学習を支援しています。
最新版「StarBoard Student Tablet Software Ver.2.0」では、「StarBoard Software」との連携機能を一層強化し、それぞれのソフトウェアの切り替えがボタン1つで可能に。タブレット端末で書き込んだ回答を電子黒板上に表示し、そのあとの電子黒板を用いた解説へ、ソフトウェアの切り替えを円滑に行うことができます。
今後、同社は、「StarBoard Student Tablet Software」や電子黒板など、ICTの特長を最大限に生かし「一斉指導による学び(一斉学習)」や「子どもたち一人ひとりの能力や特性に応じた学び(個別学習)」、「子どもたち同士が教え合い学び合う協働的な学び(協働学習)」を推進する学校向けソリューションをグローバルに展開していくとのこと。
よりわかりやすい授業が展開され、勉強に抵抗のない子どもが増えていくといいですね。
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投稿者 kksblog : 2014年07月09日 12:14