●高校生がネットについて「熟議」する場 高校生ICT Conference (2014年07月29日)
今年も、「高校生ICT Conference」が全国各地で開催されます。既に大阪、奈良では第一回が開催され、今後大分、東京、北海道で順次スタートします。参加・参観の申込は主催するEMA(モバイルコンテンツ新作・運用監視機構)のサイト内、「高校生ICT Conference」のページにある申込フォームからできます。
「高校生ICT Conference」は、2011年に「高校生熟議」として大阪でスタートしたもので、昨年度には北海道、東京、大阪、奈良、大分と5拠点の開催となりました。全国から高校生が参加し、高校生同士が身近なケータイやインターネットの問題を通して、共に考え、議論し、まとめ、発表することで、コミュニケーション力とプレゼンテーション力を育む場として開催されているものです。さらに、高校生の意見を中央に届けるべく、各地域の代表者がサミットにより提言にまとめ、内閣府、総務省、文部科学省で発表しています。
2014年は「考えよう!これからのスマートなネットの使い方・あり方」をサブタイトルに開催されます。各回のテーマは、第一回が「小中学生に伝えたい 情報モラル」、第二回が「2020年のICT環境を創造する」、サミットはサブタイトルと同じ「考えよう!これからのスマートなネットの使い方・あり方」となっています。
8月に奈良の第二回、大分の第一回が、9月に東京の第一回、大分の第二回、北海道の第一回が、10月に大阪・東京・北海道の第二回がそれぞれ開催されます。その後11月3日に各地域の代表者によるサミットが開かれ、12月16日に最終報告会となります。これはサミットでの取りまとめを提言として、関係府省庁に報告するものです。
高校生は社会的には未熟な存在ですが、それだけに縛られているもののない、自由な意見やアイデアが生まれることがあるでしょう。どんな議論がくり広げられるのか、そしてどんな提言になるのか楽しみですね。
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投稿者 kksblog : 2014年07月29日 15:31