●大阪発のICT教育関連イベント 活用方法や情報モラルを学ぼう (2014年07月02日)
この夏、内田洋行大阪内「大阪ユビキタス協創広場CANVAS」にて、大阪発のICTに関するイベントが開催されます。ひとつは大阪私学教育情報化研究会による教育関係者を対象とした「デジタル教材勉強会」です。大阪私学教育情報化研究会は、ICTを活用した授業・校務を研究し学校への導入を推進している団体です。「気軽にICT活用について勉強しましょう」をスローガンに、大阪をはじめ、仙台や東京などで勉強会を開催しています。
もうひとつは、EMA(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)の主催で、「高校生ICT Conference」が行われます。EMAはモバイルコンテンツの健全な発展と、青少年の発達段階に応じた主体性を確保しつつ、違法・有害情報から保護することを目的として2008年4月に発足した第三者機関です。
「デジタル教材勉強会」は今年開催4年目となり、今回のイベントは第10回記念大会となります。デジタルICTの授業事例の紹介の他、タブレットを活用した英語の授業事例の紹介などが取り上げられます。また、参加者同士での質問会も実施される予定です。日時は2014年7月19日(土)午後1時30分より、参加対象者は、英語教育、ICT教育に興味・関心を持つ教育関係者で、事前申込が必要です。
勉強会で行われる、デジタル教科書実践事例「となりの学校はデジタル教科書で何してる?」では、羽衣学園高校の教諭が進行にあたり、実際のデジタル教科書実践事例を、英語を中心に多数紹介します。また、この発表を行う会社の他にも、デモンストレーション・展示を行う多数の会社が参加しています。
「高校生ICT Conference」は2014年7月21日(月)午後1時30分より行われます。高校生が情報モラルについて話し合うイベントで、先生だけが研修として見学しても、話し合いの進め方など参考になります。生徒を連れて参加すれば、初対面の他校の生徒と一緒に話し合う機会があるなど、ディベートやディスカッションの貴重な経験となるでしょう。
たっぷり時間のとれる夏休みにこそ、こうした企画に参加してICTスキルを身につけることや、ICTの可能性について考える機会をもってみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2014年07月02日 15:34