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●門外不出の「翠玉白菜」も展示！東京国立博物館で特別展「台北 國立故宮博物院‐神品至宝‐」が開幕 (2014年06月24日)

本日より、東京国立博物館では特別展「台北 國立故宮博物院‐神品至宝‐」が開催されています(６月２４日(火)～９月１５日(月))。台北 國立故宮博物院は、北宋から南宋・元・明・清にいたる皇室のコレクションを経た文物が多く収められており、その数は６９万点を数えます。歴代の皇帝は自ら積極的に芸術文化を導き、また、政治権力の正統性を象徴する優品には、奥深い魅力があふれており、歴史上の傑作が多数収蔵されています。
今回の特別展では台北 國立故宮博物院が収蔵する貴重かつ代表的な作品が並びます。なんといっても目玉は、門外不出とも銘打たれている「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」で、７月７日までの２週間限定で展示されています。１０月７日からは九州国立博物館での特別展開催も予定されていますが、「翠玉白菜」は東京のみの展示となります。この「翠玉白菜」は清時代・１８～１９世紀のもので、 緑と白のみずみずしい光沢や、しなやかに曲がった葉、どこをみても石の塊を彫って作ったとは思えないほど新鮮な生気に満ちています。 翠玉(ひすい)のなかでも選りすぐりの玉材と、洗練された技巧が融合してできたまさに究極の「神品」なのです。

今回の展示にあわせザ・キャピトルホテル 東急では、この「神品」を食で表現した「国宝の宴」特別ディナーを、中国料理・星ヶ岡で６月２８日(土)までの５日間に限り開催しています。故宮博物院内には２００８年に、ＦＩＨリージェントグループが運営するレストラン「故宮晶華」がオープンし、様々な展示と関連させた料理を提供してきました。今回はこのレストランの協力を得て、故宮博物院が収蔵する名品を再現した６品とデザート・フルーツが提供されます。
もちろん目玉は「翠玉白菜」を再現した白菜のスープ煮込みですが、九州で展示される「故宮肉形石」に見立てた豚肉の角煮も提供されています。
そのほか、ランチタイム限定で２０１２年に開催された第８回台北国際牛肉麺フェスティバルでグランプリを受賞した「牛肉麺」が提供されます。上品でヘルシーな味わいは絶品です。「展示を料理という新しい角度からお伝えしています」と但馬英俊総支配人が話すように、食文化も芸術文化の一つだととらえて楽しむことができそうです。

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投稿者 kksblog : 2014年06月24日 20:16

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