●出前授業『カルピス』こども乳酸菌研究所 キミはどんな乳酸菌をつくりたい? (2014年06月06日)
多くの地域が梅雨入りし、いよいよ暑い夏が近づいてきました。夏に氷をたっぷり入れたカルピス、おいしいですよね。炭酸水や牛乳で割ったり、凍らせてみたり、いろいろとアレンジして楽しめるのも魅力です。ところで、カルピスの誕生日を知っていますか?7月7日、七夕の日なんだそうですよ。
カルピス株式会社は、カルピスの誕生日、7月7日の七夕時期を中心に、次世代を担う子どもたちに〝食〟や〝未来への夢〟に関心を高めてもらうことを目的とした、社員による小学生向け出前授業「『カルピス』こども乳酸菌研究所」を毎年実施しています。今年はさらに規模を拡大し、100名以上の社員が参加し、30校、60授業、約2,000人の子どもたちへの授業を目標としています。
「『カルピス』こども乳酸菌研究所」は小学校4〜6年生を対象にした出前授業で、「カルピス」誕生物語から始まり、「カルピス」の味と香りの体験、乳酸菌や発酵についての話と、五感を使った体験を通して「カルピス」開発への思いを子どもたちに伝えます。そして子どもたちが未来について語り合う「未来ディスカッション」では、たくさんの夢を発表してもらいます。
「未来ディスカッション」では、カルピスの創業者、三島海雲氏の「人々のために、おいしくて健康的な商品をつくりたい」という願いを伝え、ゼロから新しい何かをつくり出す大切さや、誰もが新しい未来をつくる可能性を持っていることを感じてもらいます。「大切な人の笑顔のため」の未来を思い浮かべて、それを叶える乳酸菌を想像して、授業で得た乳酸菌の知識をもとに「○○(誰か)のために○○○な乳酸菌を発見したい」というテーマでグループ発表をします。
これまでに訪れた小学校で発表された「誰かのための乳酸菌」は、カルピスの「ピース活動」のホームページに掲載されています。また、この取り組みは昨年12月に開催された「教育CSRシンポジウム2013」において、「中高生が選ぶ教育CSR活動」で対象を、先生が選ぶ「教育CSR大賞」で部門賞を受賞しました。
身近な飲みものであるカルピスが、おいしいだけじゃないことを知ることは、つくった人はすごい、自分も役立つものをつくりたい、という気持ちの原動力につながるのではないでしょうか。これからも子どもたちのための取り組みを続けていってもらいたいですね。
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投稿者 kksblog : 2014年06月06日 11:10