●リーフレット『熱中症予防のために』を作成~厚生労働省 (2014年06月05日)
厚生労働省が、熱中症予防を広く国民に呼びかけるため、リーフレット『熱中症予防のために』を作成しました。
厚生労働省としては、夏季に向かい気温の高い日が続くこれからの時期に備え、こまめな水分補給、エアコン等の使用などの予防法について、保健所・保健センターはもとより、介護サービス事業者、老人クラブ、民生委員などを通じて広く呼びかけることにより、熱中症予防の普及啓発・注意喚起の取組を推進しています。
気象庁の発表によると、今年夏(6~8月)平均温は近畿以南で平年並み~やや高いとの予報です。
リーフレットでは、まずは暑さを避けることを呼びかけています。室内では扇風機やエアコンで温度を調節、遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用すること、外出時には日傘や帽子の着用、日蔭の利用、こまめな休憩などを提案。また、からだの蓄熱を避けるために、通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用すること、保冷剤、氷、冷たいタオルなどでからだを冷やすことを提案しています。
さらに、室内でも外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給することが大切です。もし熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所へ避難させること、からだを冷やすこと、水分補給すること。しかし、自力で水が飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼ぶ必要があります。
「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
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投稿者 kksblog : 2014年06月05日 16:28