●授業参観 実施日時や内容に工夫し、多くの保護者の参加を促す〜ベネッセコーポレーション (2014年05月22日)
授業参観は、実施日時や内容に工夫し、多くの保護者の参加を促すこととなってきています。
ベネッセコーポレーションの運営する教育情報サイトで、サイトメンバーの中の小学生~高校生の子どもさんをお持ちの保護者の方を対象に「授業参観」を焦点に当ててのアンケート調査が行われました。
普段、子どもが学校でどんな顔で過ごしているのか?保護者としては気になるところですよね。そういったところから、このテーマのアンケートとなりました。
まず、「学校で授業参観があるか?」については、高校が63.4%と比較的低いのに対し、小学校・中学校ではどちらも9割以上と、ほとんどの学校で実施されているようでした。
「実施時期について」は、長期の休みがある8月、12月、1月、3月には少ないものの、その他の月には。ある程度実施されているという結果でした。ただ、まんべんなくのようで、年度初めの4~6月に特に多いことが特徴的であり、これは新学期を迎え、学校での子どもの様子が気になる親心を考慮してのことかもしれません。
「保護者はどの程度授業参観に出席しているのか?」ということですが、高校では40.0%、中学校では73.7%なのに対し、小学校では93.8%とほとんどの保護者が出席しているようでした。子どもが学校に行っている間も、保護者は仕事や家事などに忙しいと思われますが、なんとか都合をつけているのでしょうか?
実際、「仕事をしているか?」という質問に対し、半数以上の方が何らかの仕事をしていると答えており、授業参観へ出席するための休みの調整などが不可欠と思われますが、仕事をしている方に伺ったところ、64.8%が「調整はしていない」との回答でした。
参観を土曜日に開催をしている学校も多いようで、仕事を調整せずにすむ場合もあるようです。
せっかくの参観に保護者の方が少ないのでは、意味がないですよね。共働きの家庭も多いので、学校行事については、時代に合わせて対応しないといけませんね。
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投稿者 kksblog : 2014年05月22日 00:37