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高校生のスマホ利用とネット依存傾向に関する調査を実施~総務省 (2014年05月21日)

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総務省が、『高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査』を実施しました。

昨今、高校生にもスマートフォンが急速に普及し、メッセージ・アプリを含むソーシャルメディアの利用が急速に進むなど、従来のメールや通話とは全く異なる新しいコミュニケーションの形態が拡大しています。

また、その流れに伴い、ソーシャルメディアの長時間利用など、これら新しいコミュニケーション形態への依存傾向の増加なども懸念されるようになっています。そこで、実態を明らかにするため、東京都立高校生約15000人を対象に、スマートフォン・アプリの利用実態及び家庭環境や友人関係などの利用を取り巻く環境と、ネット依存傾向の関係に関する調査を実施しました。

調査結果より、高校生でネット依存傾向「高」の生徒は4.6%で、女子のほうが高く、学年別では低学年のほうが高いことがわかりました。

「中」の生徒は55.2%で、スマートフォン利用者がより多いようです。機器毎のネット利用時間を見ても、スマートフォン利用時間が161.9分と圧倒的に長い結果に。なお、パソコンについては、男子が長い傾向です。

スマートフォンのサービス毎のネット利用時間をみると、「ソーシャルメディアを見る」が最も長い結果に。特に女子が男子の2倍近く長い一方、「オンラインゲームをする」は男子が女子の約2倍長い利用時間でした。

ネット利用を原因とする生活等への影響をみると、全体では「ひまさえあれば、スマートフォンでネットを利用している」が42.6%、さらに「起きている間中、ずっとスマートフォンを利用している」が12.3%。ネットを使いすぎている実感を持っている生徒は25.0%です。そして、依存傾向が高いほど、ひきこもり気味になったり、健康状態が悪化しているなど、悪影響を及ぼしています。

スマートフォンの利用実態、ネット依存傾向に陥りやすい環境を明らかにし、ネット依存防止に取り組んでいく必要がありますね。


「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」(速報)の公表 | 総務省



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投稿者 kksblog : 2014年05月21日 10:01


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