●ウェザーニューズ、今年のホタル出現傾向を発表 「ほたる情報」も更新中 (2014年05月20日)
株式会社ウェザーニューズでは、梅雨の風物詩の一つである、ほたるの出現傾向を発表しました。また、同社のスマートフォン向けアプリケーションや携帯サイト内の『ほたる情報』で、最新情報を公開しています。
今年のほたるの出現時期は、北・西日本では昨年並みかやや早めの見込みで、宮城では6月10日頃から飛び始めて6月24日頃がピーク、大阪では5月26日頃にピークを迎える予想です。東日本では昨年並みかやや遅めとなる見込み、東京では5月23日頃から飛び始め、6月3日頃がピークとなりそうです。
ほたるの出現時期には、晩冬から春の気温が影響します。晩冬は幼虫が栄養を蓄える時期で、この時期に寒いと幼虫の活動が鈍るのです。また春はほたるが上陸し、さなぎとなる季節。この時期は暖かい日が続くほど早く羽化するということです。
今年は2月から3月上旬にたびたび寒の戻りがあったものの、晩冬から春先にかけて全国的に気温が高めの日が多く、特に4月後半以降は季節外れの暖かさとなる日も多くなりました。このため、幼虫の上陸は昨年より早い地域が多い見込みとなっています。ただ、関東など一部地域では、寒の戻りの影響が大きかったため、幼虫の成長に遅れが出ている可能性があると見られています。
この他にも、ほたるの卵や幼虫が成育する川で増水が発生すると、卵や幼虫が流され、翌年の生育に影響が生じることがある、など気候以外にも出現に影響する要因があります。昨年の夏以降に台風などで大雨があった地域では、今年のほたるの出現数が減少する可能性があるということです。
都市部や、郊外でも住宅の多い地域では、ほたるが昔より少なくなった、見られなくなった、といったところが多いでしょう。それでも少し足を伸ばしたり、街中でも保全されている場所を見つけたりと、ほたるを鑑賞する方法はいろいろあります。「ほたる情報」を手に、ひとときの幻想的なショーを楽しみに足を運んではいかがでしょうか。
« 家族の絆を深める自然体験を提供「OUTDOOR RESORT PARK」5月24日・25日東京で開催 | トップページへ 第13回「聞き書き甲子園」が開催されます »
最新記事一覧
- 学研教育出版、11月20日(木)に大阪で学力向上セミナーを開催(2014年11月07日)
- 「Yahoo!あんしんねっと」が、すべてのAndoroidスマートデバイス向けに提供開始
- 動画対応アクセスポイントを開発、15年春から発売開始(2014年11月06日)
- 小学校の外国語活動、高学年の実施時間数は増加、課題は教員の指導力(2014年11月05日)
- 各地域での取組を紹介「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」公表
- 名古屋文化の祭典「やっとかめ文化祭~芸どころ・旅どころ・なごや~」11月24日まで開催中(2014年11月04日)
- 子どもの「貧困ギャップ」は08年から12年にかけて増加~ユニセフ報告書
- 採点の負担解消「手書き採点リンク」Ver.5.0無償アップグレード開始
- 『公立学校施設における津波対策状況調査』を実施~文部科学省
- 「第2回 科学の甲子園ジュニア全国大会」の出場チームが決定しました(2014年10月31日)
- 国内にて過去最大規模のユネスコ会議を開催~文部科学省
- 誰でも使える!スキャナ付き3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0AiO」
- 教職員アンケートに見る学校別「動画教材の利活用実態」~ 8割が『動画教材を教育活用したい!』~導入ネックは「作成時間・コスト」で11%増
- 日本の大学の国際的な競争力向上のために 大学関係者を対象としたセミナー(2014年10月30日)
- 全国の事例を集めた「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」(2014年10月29日)
投稿者 kksblog : 2014年05月20日 14:28