●春の修学旅行が最盛期~東京駅で東北・関西方面出発式 (2014年05月13日)
5月に入り、修学旅行のシーズンが到来しました。都内でも班別自主研修中の修学旅行生や貸切バスを見かける機会が増えてきました。同時に東京駅を中心に東北、信州、関西方面へ向かう新幹線もにぎわっています。
5月8日には、関東地区公立中学校修学旅行委員会(公益財団法人全国修学旅行研究協会内)による、平成26年度の修学旅行専用電車の第1便が東京駅を出発するにあたり、出発式が開催されました。この日7時45分ののぞみ号専用臨時列車を利用したのは3県9校で、出発式には7校と、東海旅客鉄道㈱の中田邦彦東京駅長をはじめとしたJR東海関係者が新幹線のホームに並んで行われました。
出発式では小山市立豊田中学校の田波賢太さんが生徒を代表して、これから臨む3日間の修学旅行への意気込みを述べ、各校の代表生徒よりJR東海の代表者に感謝の花束が贈呈されました。JR東海からは、運輸営業部の杉浦雅也営業担当部長より記念品が手渡されました。
関東地区公立中学校修学旅行委員会は本年度、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉の5県から関西方面に780校、東北・信越方面に7校の計画輸送を行う予定で、人数にして11万5913名となっております。(写真=生徒が乗車した新幹線を見送る、JR東海の中田・東京駅長)
また、東京都中学校長会修学旅行対策委員会(公益財団法人日本修学旅行協会内)は5月9日に関西方面、13日に東北方面の出発式を実施しました。東日本大震災から3年が過ぎ、三陸鉄道の全線での運転再開など明るい話題も増えつつある東北方面修学旅行の第一陣出発式は、東京都西東京市立田無第四中学校を迎えJR東京駅構内で行われました。
出発式にあたり生徒を代表して大島光太郎さんが「修学旅行を支えてくれる大勢の人達がいることを感謝し、中学校生活最後となる校外学習を成功させたいと思います」とあいさつし、東日本旅客鉄道㈱に感謝をこめて谷口善秀・東京駅副駅長らに花束が贈呈され(写真)、JR東日本からは記念品が贈られました。
その後、8時48分発のやまびこ43号に乗車して東北方面へと旅立ちました。同校は奥州の農家と触れ合う旅などを予定しているそうです。
東京都の公立中学校は今年度、5校667人が東北・上越新幹線を、530校7万4214人が東海道新幹線を利用して修学旅行を実施し、その合計は535校7万4881人となります。
« 社会科見学に、遠足に、修学旅行に!首都圏版「体験学習MAP」を活用 | トップページへ 小中学校でエコロジカル・フットプリントから考える環境教育~富士通 »
最新記事一覧
- 学研教育出版、11月20日(木)に大阪で学力向上セミナーを開催(2014年11月07日)
- 「Yahoo!あんしんねっと」が、すべてのAndoroidスマートデバイス向けに提供開始
- 動画対応アクセスポイントを開発、15年春から発売開始(2014年11月06日)
- 小学校の外国語活動、高学年の実施時間数は増加、課題は教員の指導力(2014年11月05日)
- 各地域での取組を紹介「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」公表
- 名古屋文化の祭典「やっとかめ文化祭~芸どころ・旅どころ・なごや~」11月24日まで開催中(2014年11月04日)
- 子どもの「貧困ギャップ」は08年から12年にかけて増加~ユニセフ報告書
- 採点の負担解消「手書き採点リンク」Ver.5.0無償アップグレード開始
- 『公立学校施設における津波対策状況調査』を実施~文部科学省
- 「第2回 科学の甲子園ジュニア全国大会」の出場チームが決定しました(2014年10月31日)
- 国内にて過去最大規模のユネスコ会議を開催~文部科学省
- 誰でも使える!スキャナ付き3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0AiO」
- 教職員アンケートに見る学校別「動画教材の利活用実態」~ 8割が『動画教材を教育活用したい!』~導入ネックは「作成時間・コスト」で11%増
- 日本の大学の国際的な競争力向上のために 大学関係者を対象としたセミナー(2014年10月30日)
- 全国の事例を集めた「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」(2014年10月29日)
投稿者 kksblog : 2014年05月13日 15:40