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「糖・フルーツ・油」肉を柔らかく焼くコツ-食育に役立つ豆知識  (2014年05月01日)

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バランスの良い食生活を送るためには肉も魚もかたよりなく食べることが大切ですが、夏が近づくと夏バテ防止にも良いビタミンB1を豊富に含む豚肉を使った料理が良いと言われていますね。同様に、鶏肉もヘルシーで疲労回復や美肌のために良いとされています。GW、夏休みと家族でキャンプ場や庭などでバーベキューを楽しむ時期が続きますが、ジューシーに柔らかく食べるための焼き加減は、難しいものです。昨年5月の設立から1年が経とうとしている「肉焼き総研」(所長:東京農業大学・鈴木敏郎教授)では、「漬け焼き」を進めています。

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親子を対象にした料理教室で講師を務めた「肉焼き総研」のメンバー佐藤秀美氏(食物学学術博士・日本獣医生命科学大学非常勤講師)は、「中心温度が65℃以上にならないように焼くことで、柔らかくおいしくいただくことができます。その際、焼肉のタレに漬け込むことで(揉みこむ)、タレに含まれた糖とフルーツ、油が65℃焼きを実現しやすい条件となります」と話します。
当日は、漬け込んだ肉の柔らかさを食べ比べしたり、ローストポークをアレンジした生姜焼きなどを作りました。あまり普段お肉を食べないという女の子が「おいしい」とお肉をおかわりする姿も見られました。

肉焼き総研では、肉焼き料理に秘められた「おいしさ・楽しさ」をさらに高めるノウハウ・コツや、肉がもつ健康効果の研究とそれらの啓発を活動の目的としており、3月にはウェブ内で簡単に挑戦できる「肉焼き検定」をスタートさせました。肉焼きマイスター級、肉焼きエース級、肉焼き独り立ち級、肉焼き見習い級の4段階で評価されます。わかっているようで実は間違って覚えていた、食の知識が定着します。ちなみに記者は「肉焼きエース級」でした。学校の栄養教諭・栄養職員の皆さん、保護者の皆さん、ぜひ挑戦してみてください。

お肉の焼き方を学べる「肉焼き総研」



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投稿者 kksblog : 2014年05月01日 13:25


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