●史上初!日本のICT教材をインドの公立学校へ~インド政府管轄小中高一貫校の最高幹部が来日 (2014年05月14日)
インド全土で1,091校を運営する、政府管轄の小中高一貫校「Kendriya Vidyalayas Sangathan(KVS)」を統括するDr.ディネッシュ・クマール氏はじめ幹部一行が、2014年5月12日、株式会社タマイインベストメントエデュケーションズが開発した教育ICT授業の視察に来日しました。今回のこの訪問は、株式会社タマイインベストメントエデュケーションズのコーディネートにより実現したものでした。
日本の文部科学省の協力のもと、下村文部科学大臣への表敬訪問や文部科学省教育ICT担当者との意見交換、学校見学などの予定もありました。
株式会社タマイインベストメントエデュケーションズが開発した教育ICT教材「図形の極」は、すでにKVSで2014年1月より試験的導入が始まっており、今後KVSで正式採用される予定になっています。
株式会社タマイインベストメントエデュケーションズは、子どもたちの将来を支える「総合教育支援サービス」を行っている会社で、地
域密着型の学習塾の運営、オリジナル教材開発や制作・販売を行っています。
他社との提携によって、5~9才までに特化した「玉井式 国語的算数教室」の全国展開を始めています。「国語的算数」は、「イメージする力」を育み、それによって「読解力」「算数力」を高めるというものです。
学校では、小学3年生まで、先生が話す言葉を中心に授業が進められます。それが、小学4年生頃になると、文字や文章からイメージを描いたり、ものごとを理解することが求められていきます。
しかし、文章から具体的な状況やものをイメージしていくことは難しく、子どもたちは「本は読めるが、その内容がわからない」また「算数の文章問題ができない」といった壁にぶつかります。この壁を無理なく乗り越えるために、文字を読んで状況を「イメージする力」を養う必要がある、というわけです。
日本発の教材が、インドの政府管轄の学校において採用されることは、史上初の試みで、日本教材のグローバル化への第一歩として、国内外から注目されています。
教育は、子どもたちが将来大人になった時のことを想像しながら進めていくものだと、あらためて感じますね。
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投稿者 kksblog : 2014年05月14日 01:20