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慣用句の本来の意味を学ぶ動画『ことば食堂へようこそ!』公開 (2014年04月28日)

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文化庁では毎年、日本人の国語意識の現状について調査する「国語に関する世論調査」を実施しています。この調査は、日本人の国語意識の現状について調査を行い、国語施策の立案に資するとともに、国民の国語に関する関心を喚起することを目的としています。その調査結果を基にし、本来の意味と異なる意味で使われることが多い慣用句を取り上げて解説した動画『ことば食堂へようこそ!』を作成し、公開しました。

動画は4分前後の1話で完結する全20話。慣用句等を本来の意味で理解している人と、本来と異なる意味で理解している人との間で生じるコミュニケーション上の齟齬を紹介するスキットと、「国語に関する世論調査」の調査結果や本来と異なる意味の生まれてきた原因等の解説で構成されています。

たとえば「役不足」。「本人の力量に対して役目が重すぎること」を選んだ人が51.0%なのに対し、本来の意味である「本人の力量に対して役目が軽すぎること」を選んだ人は41.6%です。他にも取り上げられている慣用句は「煮え湯を飲まされる」「敷居が高い」「奇特」「気が置けない」「雨模様」など。

YouTubeの文部科学省公式チャンネル“MEXTch”で、毎月第1金曜日と第3金曜日の14時に新しい動画を1話ずつ追加して公開していく予定となっています。

『ことば食堂』は、慣用句等に親しんでもらうために、国民に身近な食堂が、日替わりメニューを提供することと、毎回異なる慣用句等を提供する動画のコンセプトとを重ね合わせて使用しています。慣用句に親しむきっかけとなるといいですね。


「国語に関する世論調査」を基にした動画の公開について | 文化庁



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投稿者 kksblog : 2014年04月28日 23:10


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