●プリントも発表の資料もタブレットで 授業支援システム『らくらく授業支援』 (2014年04月28日)
チエル株式会社は、普通教室の授業で日常的に使える、タブレット対応の授業支援システム『らくらく授業支援』を4月22日から発売しています。45分の授業の中で行われる課題提示、個別学習、発表、まとめなどを、タブレット端末を使ってテンポ良く進めることができるシステムで、半年間の実証研究を通して開発されました。
『らくらく授業支援』は先生が使う教室用コンピュータ、全員が見られる電子黒板またはプロジェクタ、児童・生徒用タブレット端末を備えた環境で活用できます。教室用コンピュータの画面をプロジェクタ等に提示、そこにペン機能で手書きマーキング、画面キャプチャで教材として保存できるなど、先生の教材提示を支援します。また、画面はプロジェクタだけでなく児童・生徒用タブレットにも配信できるため、子どもたちは手元で画面を確認することができます。
子どもたちの考えのまとめ、発表支援にも役立ちます。子どもたちのタブレット画面の一覧表示、またピックアップして2〜9画面の比較表示ができます。一人の児童・生徒の画面を全員のタブレットに表示する、つまりタブレットが発表のための資料にもなります。
こうした教材の表示・配信や発表の支援だけでなく、授業の活性化にも役立ちます。児童・生徒一覧からランダムに指名する機能、児童・生徒用タブレットを活用した早押しクイズ、メッセージを子どもたちのタブレットに宛てて送信する機能などが、子どもたちに授業への関心を持たせる助けになります。子どもたちの回答を多肢選択・正誤選択・自由入力により収集し、集計してグラフ表示することもできます。
今後は授業準備にかかる時間を軽減する『らくらく教材ナビ』、児童・生徒の評価を記録して蓄積する『らくらく座席表評価』などの製品群を『らくらく先生スイート』の一環として発売する予定です。教材のペーパーレスはそれを準備する時間の削減になりますし、分かりやすい・面白い授業にもつながるでしょう。こうしたツールで、先生・子どもたちともにイキイキとした教室になるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2014年04月28日 12:03