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スマホ所有の青少年増加で、インターネット利用は常態化、長時間化 (2014年04月09日)

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内閣府は『平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査』の調査結果を公表しました。

調査は、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」の施行状況のフォローアップのための基礎データを得ることを目的として実施。対象は、満10歳から満17歳までの青少年とその保護者です。

調査によると、青少年が所有する携帯電話・スマートフォンのうち、スマートフォンの占める割合は、小学生では1割台後半、中学生では約5割、高校生では8割台前半であったことから、スマートフォンを所有する青少年が増加していることがわかりました。

スマートフォンを所有する青少年のうち、無線LAN回線を利用する割合は、小学生の2割台半ば、中・高校生の6割弱。利用率は、中・高校生で増加しています。

青少年の携帯電話・スマートフォンを通じたインターネット利用は常態化し、長時間化しています。小学生の4割台半ば、中学生の8割台前半、高校生の9割台後半がインターネットを利用。利用状況は、中高生ではSNSサイト等やチャット等のコミュニケーション、調べもの、ゲーム及び音楽や動画の閲覧が増加しています。利用時間は平均107分です。

一方、携帯電話・スマートフォンにおけるフィルタリング等利用率は、前年と比べて減少。利用率は、小学生で6割台前半、中学生で6割強、高校生で約5割で、いずれの学校種においても減少しています。

また、青少年のパソコンを通じたインターネット利用も常態化。パソコンを使用する青少年のうち、小学生の9割台前半、中学生の9割台半ば、高校生の9割台後半がインターネットを利用しています。

青少年の8割以上がゲーム機・タブレット型携帯端末・携帯音楽プレイヤーのいずれかを使用。しかし、インターネット接続機器の使い方についての家庭のルールに関しては、何らかのルールを決めているとの回答は、いずれの学校種でも保護者の回答が青少年の回答を上回っていて、青少年の実態と保護者の認識との間にギャップが見られました。

青少年のインターネット利用は今やあたりまえの時代。制限ばかりでなく、早急に利用環境を整え、安心安全なネット社会構築に努める必要がありますね。


平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 | 内閣府



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投稿者 kksblog : 2014年04月09日 16:29


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