●「国会図書館サーチ」が、事典・辞書検索の「ジャパンナレッジ」と提携 (2014年04月09日)
「国会図書館サーチ(NDLサーチ)」が、事典・辞書検索サイト「ジャパンナレッジ」と検索機能にて連携し、より便利に資料調査を行えるサービスが開始しました。
「国会図書館サーチ」は、国立国会図書館が提供する検索サービスです。
このサービスでは、国立国会図書館をはじめ、国内の各機関から収集された約7,300万件の文献情報のほか、都道府県立図書館や国立の様々な研究機関など、約200のデータベースの情報の検索が可能です。
一方、「ジャパンナレッジ」は、小学館グループの株式会社ネットアドバンスの運営する事典・辞書のポータルサイトです。
「ジャパンナレッジ」は、50 以上の事典・辞書を搭載する有料の検索サービスで、国内外の大学図書館や 公共図書館、約700館での利用が可能です。また、個人での登録も可能です。
今回の連携では、ジャパンナレッジのインデックス(検索のための索引)のデータを、NDLサーチに取り込んでおり、事典や辞書 の項目を含め、国内外の書誌情報などと一緒に検索結果を取得することが可能となります。
検索された書誌の読み方 や内容についての疑問などについて、信頼のおける事典・辞書を使って即座に調べることができるため、迅速で正確な調査が可能となりました。
国立国会図書館が民間の有料データベースと連携するのは初の試みで、このことが、今後も国内外の優良なデータベースと連携していく上での大きな一歩となりました。
調べる作業が、便利であると同時に楽しいものになりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2014年04月09日 01:08