●青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に向けて (2014年03月24日)
内閣府、総務省、経済産業省、内閣官房IT総合戦略室、警察庁、消費者庁、法務省及び文部科学省が、『春のあんしんネット・新学期一斉行動』として、青少年・保護者に対して実施するスマートフォンやソーシャルメディア等の安心・安全な利用のための啓発活動等の取組を集中的に実施します。
小・中・高等学校、市区町村教育委員会及び関係機関・団体等で、スマートフォン等の安心・安全な利用に関する意識を高め、注意喚起を促すための取組を積極的に推進します。
スマートフォン等の急速な普及に伴い、無料通話アプリやSNS、オンラインゲーム等のいわゆるソーシャルメディア等により高い利便性が得られる一方、長時間利用による生活習慣の乱れや、不適正な利用により、青少年の犯罪被害、いじめやプライバシー上の問題等につながるケースも見られます。多くの青少年が初めてスマートフォン、タブレット等を手にする春の卒業・進学・新入学の時期に特に重点を置き、サービスを提供する関係事業者や学校等の関係者が連携して、青少年が、そのようなリスクや対応策を理解した上で、スマートフォン等を正しく利活用できる環境を整えることが、従来にも増して重要となっています。
そこで、卒業式・入学式・入学説明会・保護者会、総合的な学習の時間、ホームルームの時間等の様々な機会や場を活用し、保護者や児童生徒に対して、スマートフォン等を通じた有害情報の危険性や対応策についての啓発活動を行うとともに、スマートフォン等の安心・安全な利用に関する意識を高め、注意喚起を促すための取組を積極的に推進します。
保護者に対しては、スマートフォン等の購入時におけるフィルタリングの徹底、正しく利用するための家庭におけるルールを作り及びそれを守ることの推進を図ります。
児童生徒に対しては、小・中学校への原則持込禁止、高等学校の校内での使用制限を指導。また、学習指導要領に基づき、各教科等の指導において、発達段階に応じた情報モラルに関する指導を行います。
内閣府や文部科学省が作成した保護者向けリーフレット「お子様が安全に安心してインターネットを利用するために保護者ができること」 、児童生徒向けリーフレット「ちょっと待って!ケータイ&スマホ」も活用できます。青少年の安心・安全なインターネット利用環境の整備が求められます。
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投稿者 kksblog : 2014年03月24日 23:39