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学力の差はノートにあった?中高の先生に聞いた「ノートの取り方への評価」 (2014年03月12日)

notebook_140312.jpg近年ノート市場においては、文章や図表を読みやすく書くことをサポートする、補助線やドットが入った罫線を持つ「機能罫線ノート」が多く発売されています。補助線やドットがあることにより、項目をそろえて書ける、図表の作図がしやすい、フリーハンドできれいに直線を引ける、といったメリットがあります。

コクヨS&T株式会社は、全国の中学高校の先生を対象に「ノートの取り方への評価」に関する調査を実施しました。これによると、99%の先生が「ノートの取り方と生徒の学力には関係がある」と答えていることが分かりました。

学力が高い生徒のノートの取り方について、具体例をあげてもらったところ「板書以外のことも書いている(77%)」、「自分なりに工夫してまとめてある(75%)」、「読み返しやすい(58%)」といったことが挙がりました。また、中学校の先生からノートについて「中学生のうちは自分で上手にノートをまとめることができない」、「学習に慣れていない小・中学生の段階では、教科の特性を考慮したノートを使った方が、書きやすく分かりやすいノート作りが容易にできる」といった意見が出されています。

また併せて「ノートの書き比べアンケート」を行い、複数の機能罫線ノートについて比較して「文系・理系教科それぞれで生徒に最も勧めたいノート」を調査しました。その結果、文系教科では「学習罫キャンパスノート<文章罫>」、理系教科では「学習罫キャンパスノート<図表罫>」と、いずれもコクヨの製品が選ばれています。

ただやみくもにノートを取っても、後で見返す気にならないノートではあまり意味がないですね。ノートを取るテクニックを身につけるのは難しそうですが、機能性の高いノートに手助けしてもらうことでハードルが低くなるかもしれませんよ。

~中学高校の先生を対象に「ノートの取り方への評価」に関する調査を実施~実に99%の教師が「ノートの取り方と生徒の学力に関係性がある」と回答



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投稿者 kksblog : 2014年03月12日 12:00


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