●青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境を~内閣府 (2014年03月11日)
内閣府では、多くの青少年が初めてスマートフォン、タブレット等を手にする春の卒業・進学・新入学の時期を踏まえ、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備のため、保護者に対する重点的な啓発活動を実施しています。
その一環として、関係府省庁連名で作成した保護者向け普及啓発リーフレットを最新の内容に改訂し、フィルタリング等の利用を呼び掛ける政府広報等を実施。また、内閣府、総務省、経済産業省、内閣官房IT 総合戦略室、警察庁、消費者庁、法務省及び文部科学省は、「春のあんしんネット・新学期一斉行動」として集中的に普及啓発活動等の取組を展開します。
無線LAN回線やアプリケーションの利用が可能なスマートフォンのほか、インターネット接続機能を備えた携帯ゲーム機や携帯音楽プレーヤーを始めとする新たなインターネット接続機器が急速に普及する一方で、無料通話アプリやSNS、オンラインゲーム等のいわゆるソーシャルメディア等の利用が青少年に広がるなど、青少年のインターネットの利用態様も大きく変化しています。
その一方で、保護者が青少年のインターネット利用の実態を十分に把握できていないことや、新たなインターネット接続機器におけるペアレンタルコントロールやフィルタリング等の仕組みを十分に認識できていないことが懸念されるところです。このような状況を踏まえ、内閣府においては、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備をめざします。
各家庭においては、青少年がどの程度インターネットを使いこなす知識・技術、情報モラルやコミュニケ―ション能力をそれぞれ身につけているかを見極め、その成長に合わせて、ペアレンタルコントロールやフィルタリング等を活用することなどが求められます。保護者ができることは、発達段階に応じて、適切にインターネットを利用させる、家庭のルールをつくる、フィルタリングなどを設定する、がポイントとなります。保護者の理解と見守りが青少年を守るということを心にとどめて、あんしんネット社会にしていきたいですね。
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投稿者 kksblog : 2014年03月11日 21:09