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政治への関心が高い学生は勉強や読書の平均時間も長い~学生生活実態調査 (2014年03月04日)

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全国大学生活協同組合連合会は、全国の国公立および私立大学の学部学生を対象に、第49回学生生活実態調査の概要報告を公表。

自宅生の「アルバイト収入」は2年連続で増加し、収入合計も7年ぶりに増加。また、支出の3割を占める「貯金・繰越」は「教養娯楽費」の増加を上回っています。 下宿生は、「仕送り」が7年ぶりに増加。奨学金の構成比は2割を切り、「貯金・繰越」は1割となりました。

現在の暮らし向きについて「大変楽な方」や「楽な方」と感じる学生が3年連続増加の53.6%(自宅生55.3%・下宿生52.8%)で、「楽な方」(37.4%)が「普通」(36.9」%)を上回りました。また下宿生の「大変楽な方」+「楽な方」が初めて5割を超えています。

一方、貯金の目的には引き続き「将来への蓄え」が29.5%で最も多く、景気が回復傾向であることや就職状況が好転しているといわれる中でも、それを実感している学生はまだ多くないようです。

大学入学後の留学経験は文系や女子が高く、1割。 「語学の習得」、「3ヶ月未満」が留学者の8割を占めています。予習・復習などの勉強時間に関しては1日50.2分となり、授業時間を含め前年より15.3分増加しました。一方、読書時間は26分台にまで減少。1日の読書時間「0」は4割となりました。

政治への関心は6割が「ある」と回答。政治への関心と就職について見ると、「就職のための行動」をしている学生の政治への関心は高く、支持政党が「ある」も多いことがわかりました。また、「内定している」学生も政治への関心が高い傾向にあります。さらに、また政治への関心が高い学生は勉強時間や読書時間の平均時間も長いことがわかっています。

一方で「就職予定」であることや、アルバイトに「就労している」ことだけでは、政治への関心が高い傾向は見られません。就職のための資格取得や、専門分野内外の知識を積極的に得ようとすることが、政治への関心を高めることにもつながっているのかもしれません。

日本を安全な国だと「とてもそう思う」+「まあ思う」は91.8%にも上り、どの階層をみても9割前後と高くなっています。さらに、日本は住みやすい国だと「とてもそう思う」+「まあ思う」も94.0%と高く、多くの学生が「安全」で「住みやすい」国として捉えている様子。

また、そういった評価には大学入学後の留学経験者のほうが強く感じる傾向が見られ、『安全』や『住みやすい』について、「とてもそう思う」の割合が高い結果に。また「政治への関心」をみても留学経験者は「大いにある」+「まあある」の割合が高くなっています。

日本のこれからを支えていく若者には、未来を明るくとらえ前向きに進んで行ってほしいものですね。

第49回学生生活実態調査 | 全国大学生活協同組合連合会



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投稿者 kksblog : 2014年03月04日 19:12


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