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近年の少子高齢化の進行や急激なグローバル化等は、幅広い分野に影響を及ぼしていて、国立大学等が課題解決の原動力となることへの期待は大きく、施設についても、イノベーション創出、グローバル人材の育成、大学教育の質的転換への対応、地域再生の核となる大学づくり等に関連する新たなニーズが発生しています。また、地球温暖化対策など建築物全般に係る社会の要請についても、公共的施設として率先して行う必要があります。

国立大学等においては、施設の有効活用、省エネルギー対策、キャンパスマスタープランの充実、多様な財源を活用した施設整備等特色ある取り組みが行われていますが、さらなる「キャンパスの創造的再生」が求められているのです。

事例は、教育研究活動を支えている施設、全人的な人格形成を促す施設、社会に開く施設、個性・特色を表す施設、交流を育む施設、時代を紡ぐ施設のカテゴリーに分かれて掲載されています。次世代を担う人材の育成、大学教育の向上につながる充実した国立大学およびキャンパスの再生に活用されるといいですね。

国立大学等の特色ある施設2013 | 文部科学省