●大学生が狙われる危険の事例と対処法を掲載したマニュアルを発行 (2014年02月13日)
大学生協が三菱総研を協力し、青春出版社より『大学生がダマされる50の危険』を発行しました。学生が大学時代に経験してしまう恐れのあるリスクやトラブルの事例紹介とその対処法を掲載した安全・安心マニュアルです。
大学生になるとこれまで以上に自らに責任を持ち、判断・行動していく必要が求められますが、大学生になって初めて知ること、身をもって体験することも多く、危険についての知識を得る機会は意外と少ないのも実情。特に新入生は「事態の重要性を認識する能力」が未熟であり、それにつけ込み新入生をターゲットにした悪質な勧誘や、認識不足によるトラブルなども多く存在しています。このような現状を踏まえ、大学生に起こりうるさまざまな危険を整理し、それを知ることで事前に危険を回避し、加えて、もしトラブルに遭遇してしまった時もその対処法を明示しています。
悪質な勧誘をはじめ、アルコール中毒、インターネットの落とし穴、一人暮らしのトラブル、交通事故、ドラッグ、うつ病、金銭トラブル等々、内容は多岐にわたっています。また、自らの軽はずみな行動から加害者になる危険も網羅しています。
アルバイトでの金銭や労働環境のトラブル、宗教団体のしつこい勧誘、セクハラ、ストーカー被害などを経験した学生は予想以上に多発していて、中にはこういったトラブルがきっかけとなり大学をやむなく中退する学生もいるようです。紹介されている事例や使用されている統計数値は最新のものなので、このような現状を認識しておくためにも一読してみるといいのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2014年02月13日 15:57