●スマートフォンのアプリケーション・プライバシーポリシーの現状とは (2014年02月05日)
スマートフォンは、私たちの生活を便利で楽しくしてくれるツールとして、広く定着しています。基本の通信機能とアプリを活用することで、通話やメールだけでなく、SNS、ゲーム、動画視聴、そして学習や健康管理ツールなど、持つ人のニーズに合わせた様々な使い方ができるのが魅力ですね。しかし便利で楽しい反面、アプリやSNSから個人情報が流出するといったトラブルも多く聞かれるようになってきました。
「スマートフォンの利用者情報等に関する連絡協議会」は、スマートフォンのアプリケーション提供者、情報収集モジュール提供者を対象に、アプリケーション・プライバシーポリシーに関するアンケートを実施しています。このアンケートは、プライバシーポリシーの提供、プライバシーマークの掲載など、スマートフォンの利用者情報の取り扱いに関する対応状況、意見・要望を聞きとることを目的としています。
アンケートの実施期間は2014年2月14日（金）まで、連絡協議会の事務局が置かれている一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムのホームページに置かれたアンケートフォームから回答できます。結果は統計データとして取り扱い、アプリケーション・プライバシーポリシーについての客観的な状況を把握します。
「スマートフォンの利用者情報等に関する連絡協議会」は、スマートフォンのプライバシーに関する業界ガイドラインの策定を促進し、利用者情報等の適切な取り扱いを通じて安心安全なスマートフォンの利用環境を整備することを目的として設立されたものです。これまでに、構成員である業界団体及び加盟する企業各社のスマートフォンのプライバシーに関する取り組み、政府・海外の動向などを発表してきました。
トラブルが増えたこと、それが大きな話題になることもまた、スマートフォンが社会に根付いたと実感できる要素ですね。企業や団体の努力はもちろんですが、ユーザー一人一人の意識や情報リテラシーを磨いていくことも一層大切になっていくのでしょう。
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投稿者 kksblog : 2014年02月05日 09:29
