●中・小企業が共同でモノづくり 富士ゼロックスがITで支援 (2014年02月05日)
富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社は、実在する複数の中堅・中小企業の技術を持ち寄ってものづくりを行うコミュニケーション基盤を構築して、国民的人気まんが「ドラえもん」の「ひみつ道具」づくりにチャレンジする「四次元ポケットPROJECT」を立ち上げました。その第一弾として、第一弾として、「ドラえもん」の「ひみつ道具」のひとつである一人で対戦将棋を楽しめる「セルフ将棋」制作に挑戦しました。その制作に富士ゼロックスのITソリューションが支援して取り組んでおり、宣伝広告を1月29日から開始しました。
「四次元ポケットPROJECT」は、富士ゼロックスがつないだ企業の輪です。日本を支える中小企業の大きな原動力を結集して、それぞれの得意分野を組み合わせることにより、世の中がアッと驚くようなものを実現していくことをコンセプトにして集まった技術者軍団です。開発を進めるなか、各地に点在する複数の企業間において、情報の共有は一番重要なポイントです。その問題にはドキュメント共有を支援するクラウドサービス「Working Folder」を中心に据えたITソリューションにより解決しました。
プロジェクトに関係する全社への仕様・図面の即時配信や大容量ファイルの共有、筐体開発・製造にかかわる図面の修正事項やその内容確認をクラウド上で行うなど、企業間による技術連携を促進する新しい働き方の創造に貢献したということです。また、複合機・モバイル端末との連携による紙と電子文書を融合した効率的な業務プロセスの構築など、企業が抱えるさまざまな課題を解決する支援も行われてきました。
富士ゼロックス株式会社は、まず第一弾の「セルフ将棋」に挑戦しましたが、「四次元ポケットPROJECT」に参画する企業はもちろん、様々な技術を持つ企業と連携して、ノウハウや技術を組み合わせる価値あるコミュニケーションの基盤となるITソリューションを提供していきたいということです。
日本の企業の99%が中小企業と言われるなか、それぞれの企業が垣根を払って、特色を生かせる技術提携ができたら、新しい未来が創造できるのではないでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2014年02月05日 22:33