●未就学児の母親に英語教育についての意識調査を実施~トレンド総研 (2014年01月22日)
トレンド総研が、小学校に入学前の、“未就学児の英語教育”をテーマに調査を実施し、結果を公表しました。
教育改革による「小学校の英語必修化」をはじめ、グローバル化が進む中で、時代を担う子どもたちの英語教育について、未就学児の母親はどのように感じているのか。英語教育に対する意識・実態についてアンケート形式で調査しました。
まず、「小学校の英語必修化」については、未就学児の母親の87%が「賛成派」。母親たちの多くは、早くから子供が英語を学ぶ機会を求めているようです。
早くから英語を学ぶメリットとして、リスニングにおける能力を鍛えやすいという意見が多数見受けられ、母親たちは、子どもに英語を聞き取れる耳を手に入れて欲しいと望んでいるようです。一方、反対の理由は、子どもが早くから英語を学ぶこと自体よりも、そのやり方や子どもの負担に対するものでした。
母親たちが早期の英語教育を望むのは、母親たち自身の英語への苦手意識もあるようです。今回の調査で、「英語に苦手意識がある」という人は76%。これが後押ししたのか、3歳時には、半数以上の母親が「子どもの英語教育」を実施しています。「幼少期から英語に触れることは、重要だと思いますか?」と聞くと、89%もの母親が「重要だと思う」と答えました。
英語教育の内容については、「英語を聞き取れる耳」の重要性が示唆され、“「英語を聞き取れる耳」=「えいご耳」”を鍛えることを求めているようです。そのため、「英語の歌を聞かせる」「外国人と話す機会を作る」「英会話を聞かせる」といった、“英語を聞く”ことが、幼少期の英語教育に重要だと思うこととして挙げられています。
外国語の習得には、早期接点の創出が効果的と言われます。日本人の英語力の低さに対する懸念を払しょくできるか、未就学児の英語教育への取り組みは今後ますます増えていきそうですね。
« インタラクティブ型教材「小学校の動かして教える算数」新発売 チエル | トップページへ 小学生からプログラミング教育を~講演会が開催されます »
最新記事一覧
- 学研教育出版、11月20日(木)に大阪で学力向上セミナーを開催(2014年11月07日)
- 「Yahoo!あんしんねっと」が、すべてのAndoroidスマートデバイス向けに提供開始
- 動画対応アクセスポイントを開発、15年春から発売開始(2014年11月06日)
- 小学校の外国語活動、高学年の実施時間数は増加、課題は教員の指導力(2014年11月05日)
- 各地域での取組を紹介「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」公表
- 名古屋文化の祭典「やっとかめ文化祭~芸どころ・旅どころ・なごや~」11月24日まで開催中(2014年11月04日)
- 子どもの「貧困ギャップ」は08年から12年にかけて増加~ユニセフ報告書
- 採点の負担解消「手書き採点リンク」Ver.5.0無償アップグレード開始
- 『公立学校施設における津波対策状況調査』を実施~文部科学省
- 「第2回 科学の甲子園ジュニア全国大会」の出場チームが決定しました(2014年10月31日)
- 国内にて過去最大規模のユネスコ会議を開催~文部科学省
- 誰でも使える!スキャナ付き3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0AiO」
- 教職員アンケートに見る学校別「動画教材の利活用実態」~ 8割が『動画教材を教育活用したい!』~導入ネックは「作成時間・コスト」で11%増
- 日本の大学の国際的な競争力向上のために 大学関係者を対象としたセミナー(2014年10月30日)
- 全国の事例を集めた「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」(2014年10月29日)
投稿者 kksblog : 2014年01月22日 23:14