●学校運営の改善の在り方に関する取組の調査研究~文部科学省 (2014年01月20日)
文部科学省が、平成24年度「学校運営の改善の在り方に関する取組」成果報告書を公表しました。
慶應義塾大学SFC研究所は、実効性の高い学校評価の推進及び学校マネジメントの体制整備に関する調査研究を行いました。学校評価ナビゲーションツール、時系列モニタリングツールの活用から得た成果と課題を挙げています。また、学校情報の収集・分類・整理・活用に関する理論的研究も行っています。そして、学校で学校評価を組織的に行う際の手順や具体的な考え方・視点を簡単にまとめたパンフレットを作成。全国の学校評価先進事例を参考にして、効果的に学校評価をすすめるための7つの実践ステップと具体的なチェックポイントをまとめています。
全国公立小中学校事務職員研究会は、学校事務や事務職員に関する現状と課題を明らかにし、学校マネジメントの役割を担う学校事務や事務職員の在り方について、全都道府県教育委員会、全市区町村教育委員会の調査を中心に研究を行いました。
国立大学法人兵庫教育大学は、学校の運営組織と学力の相関関係に関する調査研究を行いました。「学力向上」に組織力がどのように影響を与えているかのアプローチを行ったもので、アンケート調査や学力を向上させた学校の校長等を対象とした聞き取り調査を実施しました。
特定非営利活動法人三鷹ネットワーク大学推進機構は、 平成24年度文部科学省委託調査研究「地域とともにある学校づくり、学校からのまちづくりの推進に関する調査研究」を実施。コミュニティ・スクールによる効果と自治体の教育施策推進に関する調査研究を行いました。
それぞれの取組に成果がみられる一方で、課題があります。学校の課題や状況をふまえつつ、活用できるものは活用し、学校運営に改善がみられるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2014年01月20日 22:30