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今の小学生の日常生活・好きなこと・モノ、そして悩み事の相談相手は? (2014年01月15日)

kids_140115.jpg学研グループの学研教育総合研究所は「小学生の日常生活に関する調査」を行いました。最近の子どもは忙しい、とも言われますが、学校に行く時間はあまり変わっていないでしょう。実際、小学生の起床時刻は6時30分という回答が最も多く、いずれの学年でも9割以上が7時までには起きています。

一方で就寝時刻は学年が上がるごとに遅くなる傾向が見られ、9時台に寝ている子どもは、低学年では半数以上ですが、5年生ではおよそ3割、6年生では2割未満でした。しかし低学年でも11時以降に就寝する子どもが2割程度いて、7時までに起きるためには睡眠時間が足りないのではないかと心配になってしまいます。

子どもたちの興味について、「欲しいもの」は男女ともに「携帯ゲーム機」でした。男子は2位の据え置き型ゲームと共に「不動の人気」となっているようです。女子は前回調査では1位が「携帯電話」でしたが、女の子を意識したゲームソフトが発売されていることや、小学生のケータイ所持がある程度浸透したことから順位が入れ替わったと考えられます。

友だちとの会話には、遊びや趣味、学校、他の友だちのこと、テレビや雑誌のこと、といった事柄がのぼるようです。これも学年を追うごとに変化しており、トップである「遊びや趣味のこと」は男女ともに徐々に減り、男子では他の友だちのこと、ケータイやネットのこと、女子ではテレビや雑誌、そして異性のことについて話すことが増えているようです。

友だち関係に悩んでいる子どもが、男子では1/4、女子は1/3おり、男女ともに高学年の方が悩む子が多い傾向にあるようです。悩みを相談する相手、これは男女ともに「お母さん」がトップでした。しかしやはり、学年が上がるにつれて「お母さん」の割合は下がっています。では誰に、と見ると増えているのは「同級生の友だち」、ですが男子は「とくにいない」も同時に増えており、悩みを抱え込んでいないか目配りする必要がありそうです。

子どもたちの日常は、遊びの内容や興味の対象が違っていても、楽しそうなものが好き、新しいものに憧れるところは変わってないのではないでしょうか。子どもたちに接するとき、自分たちが子どもの頃の気持ち、どんな喜びや不満を持っていたかを思い出してみてはどうでしょう。特に、思春期にさしかかる高学年の子達には「どんな風に接してもらいたかったかな」と思い返すことが大切かもしれませんね。

「小学生の日常生活に関する調査」|学研教育総合研究所



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投稿者 kksblog : 2014年01月15日 23:47


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