●「国際成人力調査(PIAAC)」の日本語図表データが掲載されています (2014年01月14日)
国立教育政策研究所のホームページに、平成25年度全国学力・学習状況調査の中で行われる「国際成人力調査(PIAAC)」の日本語図表データが掲載されています。
「PIAAC」は、Programme for the International Assessment of Adult Competencesの略称で、国際成人力調査「PIAAC」は、OECD(経済協力開発機構)が進める新しい国際比較調査です。
この調査は、各国の成人を対象に、仕事や日常生活で必要とされる汎用的スキルのうち「読解力」、「数的思考力」、「ITを活用した問題解決能力」の3分野のスキルを直接測定するものです。
調査には、日本を含む24ヶ国・地域が参加しました。調査対象は、16歳から65歳までの男性および女性です。
この調査は、各国の成人のスキルの状況を把握し、成人のスキルの社会経済への影響や、スキルの向上に対する教育訓練制度の効果などを検証し、各国における学校教育や職業訓練などの今後の人材育成政策の参考とすることを目的としています。
調査の内容は、上記の3分野について、日常生活のさまざまな場面で、文章や図などの形で提供された情報を理解し、課題の解決に活用する力として測定を行うというものです。そして、対象者本人について質問する「背景調査」も併せて行います。
調査の方法ですが、3分野の調査は、対象者が調査員の持ってくるパソコンに回答を入力するという方法になります。パソコンでの回答が難しい場合には、筆記で答えます。背景調査は、調査員の質問に答える「面接方式」での実施となります。
国際的にこういった調査が行われているというのは、心強いことですね。
« 個人のための3Dプリンター実用ガイドブック発売中! | トップページへ 子どもの学校教育及び学校外活動のために支出した経費の実態を調査 »
最新記事一覧
- 学研教育出版、11月20日(木)に大阪で学力向上セミナーを開催(2014年11月07日)
- 「Yahoo!あんしんねっと」が、すべてのAndoroidスマートデバイス向けに提供開始
- 動画対応アクセスポイントを開発、15年春から発売開始(2014年11月06日)
- 小学校の外国語活動、高学年の実施時間数は増加、課題は教員の指導力(2014年11月05日)
- 各地域での取組を紹介「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」公表
- 名古屋文化の祭典「やっとかめ文化祭~芸どころ・旅どころ・なごや~」11月24日まで開催中(2014年11月04日)
- 子どもの「貧困ギャップ」は08年から12年にかけて増加~ユニセフ報告書
- 採点の負担解消「手書き採点リンク」Ver.5.0無償アップグレード開始
- 『公立学校施設における津波対策状況調査』を実施~文部科学省
- 「第2回 科学の甲子園ジュニア全国大会」の出場チームが決定しました(2014年10月31日)
- 国内にて過去最大規模のユネスコ会議を開催~文部科学省
- 誰でも使える!スキャナ付き3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0AiO」
- 教職員アンケートに見る学校別「動画教材の利活用実態」~ 8割が『動画教材を教育活用したい!』~導入ネックは「作成時間・コスト」で11%増
- 日本の大学の国際的な競争力向上のために 大学関係者を対象としたセミナー(2014年10月30日)
- 全国の事例を集めた「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」(2014年10月29日)
投稿者 kksblog : 2014年01月14日 23:30