●平成25年度全国学力・学習状況調査のクロス集計等について、公開されています (2014年01月13日)
平成25年度全国学力・学習状況調査の「クロス集計」等について、国立教育政策研究所のホームページで公開されています。
8月に公表された平成25年度調査の結果について、教科に関する調査と質問紙調査のクロス集計等が行われ、学校の指導状況と学力の関係などの分析が行われました。その分析の結果は、教育委員会や学校における指導改善のための参考資料、分析方法の参考資料として、教育委員会等に配布されました。
分析結果の概要は、以下のようになっています。
まず、「指導と学力の関係」について、新学習指導要領で重視されている指導の状況について、分析が行われました。
「見通し・振り返り学習活動」として、授業の冒頭で、その「目標」を示す活動や、授業の最後に学習したことを振り返る活動が行われていました。
そして、「言語活動や総合的な学習の時間」として、学級やグループで話し合う活動や、 総合的な学習の時間における探究活動などが行われていました。
こういった活動を積極的に行っていた学校ほど、教科(特にB問題(活用)の記述式問題)の平均正答率が高い傾向が見られました。
ほかには、「指導と学習習慣の関係」として、児童生徒の家庭での学習習慣の観点から指導方法を分析するといったことも、行われました。
また、「学習習慣と関係が見られる指導」を見出すため、学習方法に関する指導や、家庭学習に関する指導や、総合的な学習の時間についての探究活動も、行われました。
いかに、効率よく充実した授業が行われるか、が勝負ですね。
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投稿者 kksblog : 2014年01月13日 23:46