●就活生のプライバシー意識が低いことが判明! 急がれるSNS教育 (2013年12月17日)
トレンドマイクロ株式会社は、2015年度に向け就職活動を実施予定の学生及び社会人を対象とした、「SNS利用とプライバシー意識」に関するWEBアンケートの調査結果を発表しました。これによると就活生の8割以上、社会人の約半数が日常の出来事を不特定多数に向けてSNS上で投稿しているということです。一日2回以上投稿というのが就活生ではほぼ6割、社会人で約2割となり、就活生の方がより多くSNSを利用している結果がでました。
ではSNSを利用する際に、情報公開の範囲をどれだけ意識しているかについての問に対しては、「意識していない」と答えた就活生は35.5%、社会人は29.4%でした。また写真の投稿についても就活生の約半数が知人・友人の写真をUPした経験があり、社会人の約3割と比べても高いことがわかりました。
自分では友人・知人の写真を投稿しながらも、いざ自分が写った写真を投稿されたことに対しての受け止め方にも差があり、社会人の7割が「不快」とするに対し就活生では58%にとどまり、就活生と社会人との間には情報公開への意識に差があることがわかりました。
SNSを利用する際は、投稿する情報の内容が適切かどうかを意識したうえで、プライバシーを侵害しないよう正しく行う必要があります。もしこれを怠ると、不特定多数へ情報が公開されてしまうリスクがあります。今後新社会人を迎える企業では、SNS利用に関する従業員向けの教育が必要と言えそうだとしています。
SNSは特に若者にとっては身近な情報ツールになっています。自分の発信する情報によって、誰かを傷つけ、被害を与えているかもしれないことを改めて確認する必要がありそうです。個々のモラルに頼るレベルは超え、教育として取り入れていくことになりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2013年12月17日 23:46