●グローバル化に対応した英語教育改革をめざす~文部科学省 (2013年12月17日)
文部科学省が『グローバル化に対応した英語教育改革実施計画』を公表しました。
初等中等教育段階からのグローバル化に対応した教育環境作りを進めるため、小中高等学校を通じた英語教育改革を計画的に進めるための計画。小学校における英語教育の拡充強化、中・高等学校における英語教育の高度化など、小・中・高等学校を通じた英語教育全体の抜本的充実を図ります。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、新たな英語教育が本格展開できるように、この計画に基づき体制整備等を含め、2014年度から逐次改革を推進します。
まず、英語教育の在り方として、小学校中学年から、活動型として週1から2コマ程度実施。コミュニケーション能力の素地を養うことをめざし、学級担任を中心に指導します。
小学校高学年から、教科型として週3コマ程度実施。初歩的な英語の運用能力を養うことをめざし、英語指導力を備えた学級担任に加えて専科教員の積極的活用を行います。
中学校では、身近な話題についての理解や簡単な情報交換、表現ができる能力を養うことをめざします。授業は英語で行うことを基本とします。
高等学校では、幅広い話題について抽象的な内容を理解できる英語話者とある程度流暢にやりとりができる能力を養うことをめざします。授業を英語で行うとともに言語活動を高度化します。
新たな英語教育の在り方実現のための体制整備としては、指導体制強化が掲げられています。英語教育推進リーダーの養成、教員の指導力向上、外国語指導助手の配置拡大など、2014年度から強力に推進していきます。
小・中・高の各段階を通じて英語教育を充実しさせることで、生徒の英語力向上につながるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年12月17日 22:01