●学校のトイレで「ウンチ」しますか? 過半数がNO LIXIL調査 (2013年12月06日)
株式会社LIXILは、全国の小学生から高校3年生までを対象により快適な学校のトイレ空間づくりを目指すため、2009年に続いて2回目となるLIXIL「学校のトイレに関する調査」を実施しました。今回の調査では、学校のトイレで大便をするかについて中心に問いに対し、どうしても我慢できない時だけするが44%、絶対にしないが9%と過半数が学校では大便をしないという回答です。大便をしない理由としては、他人に知られたくない(50%)、落ち着かない(46%)、休み時間が短い(31%)の順になりました。
家庭のトイレはほとんどが洋式便器になっているにもかかわらず、学校では洋式と和式の両方ある(46%)、和式のみ(12%)があり、洋式を使いたい(65%)とするこどもの思いとは設備の面で食い違いが見られます。またトイレへ出入り口を見えないようプライバシーの確保を希望する声が8割近くありました。
また学校のトイレのイメージを尋ねたところ「汚い、暗い、臭い、落ち着かない、夏は暑く冬は寒い」という過ごしにくい空間と感じているようです。子どもたちがトイレに設置してほしいものとしては、暖房便座、自動で水が出る手洗い、消臭剤・芳香剤を希望していることもわかりました。
今回調査をしたLIXILでは、大人の感覚、特に会社勤めの方であれば、恐らく殆どの方が、それ程強い抵抗を感じないと思われますが、過半数が抵抗を感じているということは、重要視すべきことであると考えているようです。
トイレで排泄するということは、生きるうえで自然な事でありけっして恥ずかしいことではありません。それができにくいと感じるにはそれなりの理由があるのでしょう。トイレの環境改善も大きな課題の一つだと思います。
学校トイレでの“ウンチ”は、「どうしてもガマンできない時だけする」「絶対にしない」が“過半数”を占める結果に ~ 全国の小学1年生から高校3年生までの男女を対象※1に実態調査を実施 ~
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投稿者 kksblog : 2013年12月06日 22:51