●ICT活用の定着を目指す「Eスクール ステップアップ・キャンプ」 (2013年12月17日)
一般財団法人日本視聴覚教育協会および日本視聴覚教具連合会は、文部科学省と共催で「Eスクール ステップアップ・キャンプ」を西日本、東日本でそれぞれ開催します。小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、大学教職員、教育委員会職員などを参加対象としており、現在参加申込受付中です。
国の施策によりICT機器・教材の整備率は近年高まっていますが、地域や学校、クラスごとにも未だ温度差があるのが実情です。さらに学校現場でのICT活用の定着を図るため、学校現場で必要とされる各段階のICT活用に応じた、具体的体験的な情報提供を、ICT研修を通して目指すために開催されるものです。
西日本大会は平成26年1月24日(金)、兵庫県西宮市で行われます。午前は西宮市立用海小学校での公開授業、ここではICT教材・機材やタブレット端末を活用した、実践的な授業を複数学級にて見学することができます。午後からは西宮市アミティーホールに会場を移し、講演、パネルディスカッションなどが行われます。
またポスターセッション「小・中・高・支援学級におけるタブレット端末・電子黒板等、定着のためのICT活用研修」は電子黒板を使ったデジタル版で、参加校の中にはICTを実践的に活用している「フューチャースクール」も見られます。さらに参加者の中から先着270名には、タブレットなど学習者用端末を活用した1人1台の活用研修を体験できるチャンスがあります。
東日本大会は平成26年2月5日(水)、新潟県新潟市にて行われます。朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターにおいて、「ICT活用の定着を目指したそれぞれの取組」をテーマに、基調講演、パネルディスカッションなどのプログラムが予定されています。
「ICT活用授業解説」は、新潟市立小針小学校にて、グループ1台の情報端末を活用した、6年生の理科の授業の映像を投影します。それをもとに授業者と解説者のトークセッションが行われ、ICT活用の定着に向けた課題などを掘り下げます。同時にICT教材・機材体験展示会が開催されており、最新機器についての情報収集もできます。
最新のテクノロジーだから、ペーパーレスだから、だけではないICTのメリットを実感できる機会です。実際に導入している実例や現場の声を聴くことで、今後さらにICTを導入・活用していくヒントを掴みに足をはこんでみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2013年12月17日 11:55