●「第1回 科学の甲子園ジュニア全国大会」優勝チームは滋賀県代表 (2013年12月25日)
科学技術振興機構(JST)は、平成25年12月21日(土)、22日(日)の2日間、「科学の甲子園ジュニア全国大会」を開催しました。これは全国の中学生が科学と実生活のつながりに気づき、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場を提供することを目的として創設されました。
第1回である今大会には15,000名を超える生徒の参加があり、各都道府県の選考を経て選抜された47チーム、合計281名の中学生たちが、理科や数学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦しました。その結果、栄えある優勝に輝いたのは滋賀県代表チームでした。
成績は筆記競技、実技競技の得点を加算した総合成績により決められ、優勝は滋賀県代表チーム、第2位は兵庫県代表チーム、第3位は広島県代表チームという結果でした。上位成績の他に、筆記競技、実技競技それぞれの上位チーム、また「女性生徒3名以上を含むチームの中での上位チーム」「最もイノベーションを感じさせるチーム」「チームワークに優れたチーム」などが、協働パートナー企業から選出されています。
「科学の甲子園ジュニア全国大会」は今後も開催され、第2回は平成26年度11月下旬または12月上旬に、再び東京都で開催される予定です。またこの他にもさまざまな事業を実施することにより、科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮、切磋琢磨する機会を提供していくということです。
中学校でならう理科、数学は、その後、科学やもっと高度な数学に移行するための準備期間であり、子どもたちにより深く科学に対する興味・関心をもってもらう絶好のチャンスと言えます。また、代表選手がこのように活躍することにより、多くの生徒が理科・数学に興味を持つきっかけになるかもしれません。一人でも多くの子どもが、理科や数学の楽しさ、面白さに気づけるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年12月25日 00:17