●「知識の地図」で学習をナビゲート ShareWisエンタープライズをリリース (2013年11月25日)
無料オンライン学習サイト「ShareWis(シェアウィズ)」を運営する株式会社シェアウィズは、ShareWisの企業・学校向け製品「ShareWisエンタープライズ」をリリースしました。ShareWisは大学生や社会人を中心に登録ユーザー3万人、累計総閲覧者30万人に利用されている無料学習サービスです。
ShareWisの大きな特徴は、「知識の地図」という名の、地図のようなインターフェースです。これによって学習の進行状況を可視化し、達成感を感じながら学習を進め、また知識同士をつなげて関連性を持たせることができます。これは教職員にとっては、個々の生徒の進捗管理や理解度を確認できる便利なツールとなります。
「ShareWisエンタープライズ」にも「知識の地図」は引き継がれており、これをベースに独自のコンテンツを掲載することで、企業や学校、学習塾などで、モチベーションアップ、社内コミュニケーションの活性化といった効果が期待されています。
学校では、講義の内容をビデオ化、スライドをPDF化し、ShareWisエンタープライズに掲載することなどによって、遠方の学生や休んでしまった学生に対して提供することができます。コメントや通知の機能があり、学生に対しての周知や質問を受け付けることも可能です。またバッチや称号など、学習の進度によって生徒に対してやる気を起こさせる工夫が用意されています。
また、研修事業、学習塾など教材事業をしている企業では、ShareWisエンタープライズに自社のコンテンツを掲載し、1つの製品として販売することができます。ShareWisエンタープライズとしてではなく、OEM製品として販売することも可能です。
このようなクラウドを利用したeラーニングが普及・定着することによって、地域や個々の状況などによる学習機会の格差の解消や、自ら学ぼうとする意欲を促す効果、場所や時間を選ばない学習の普及などが期待されます。「地図」は「学習を冒険にする」というコンセプトにもつながっています。そう聞くと、大人も子どもも地図にワクワクして、冒険にでかけたくなりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2013年11月25日 09:58