●宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示 (2013年11月18日)
日本マイクログラビティ応用学会は、第27回学術講演会を11月27日から29日の3日間、芝浦工業大学豊洲キャンパスにて行います。この中で、JAXAの協力のもとに一般参加ができる公開講演と公開展示が行われます。
日本マイクログラビティ応用学会とは、国際宇宙ステーションや航空機などを利用して、微少重力実験を行う研究者の集団です。流体科学、結晶成長、物理化学、材料科学、燃焼、生物科学等学際的研究分野の基礎科学およびその応用に関する研究交流、情報交換を行うことを目的として設立された学会です。
公開講演1は、高校生以上が対象です。国際宇宙ステーションで行われている宇宙実験について分かりやすく解説します。国際宇宙ステーションでどんな実験が行われているのか、実験をするにはどうすればいいのか、将来宇宙実験をするにはどんな進路を選べばいいのか、など、宇宙実験に関する疑問、質問を持っている方におすすめです。
公開講演2は、小学生から高校生を対象としています。国際宇宙ステーションの大きさや、中にある窓や食堂、玄関がどんなものなのかなど、ちょっとマニアックな話を聞ける「国際宇宙ステーション博士になろう」と、国際宇宙ステーション「きぼう」で行われている日本の実験を簡単に紹介し、宇宙実験がなぜ地上でできないのか、宇宙でするとどんなメリットがあるのか、を知ることができる「宇宙実験ってどんなもの?」です。
日程は公開講演1が11月27日(水)16時から、公開講演2は11月28日(木)16時から、いずれも参加費は無料です。聴講するには、11月25日までに事務局まで、Eメールで参加申込をする必要があります。一度の申込で複数名の申込をすることができます。また、小学生の参加には大人の引率が必要です。
今、若田光一宇宙飛行士が長期滞在している国際宇宙ステーション、どんなことをしているのか知りたいけど、調べても難しくて分からない、そう感じている子どもたちや、将来宇宙実験をしたい!と強く憧れている学生たちにとって、この公開講演はまたとないチャンスです。まさに今実験を行っている専門家たちの話を聞くことで、宇宙への夢や希望がさらに膨らむのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2013年11月18日 09:28