●反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス (2013年11月15日)
ゼッタリンクス株式会社は、宮城県富谷町立東向陽台小学校での反転授業への取り組みをまとめた動画と、10月のJAET仙台大会で配布した「反転授業の実践事例」パンフレットの公開をしました。公立小学校では初となる反転授業の動画では、先進的な「Flipped Classroom」と伝統的な「学びあい・教えあい」を組み合わせた日本的な反転授業を見ることができます。また日本教育工学協会(JAET)で多くの教育関係者から関心の高かったパンフレットについても公開し、自治体や教育機関での反転学習・協働学習の“現実的な運用”に役立ててほしいということです。
佐藤先生が取り組んでいる反転授業では、予習に重点をおいたノート作りとみんなで着実に進む授業を実践して、『やった!』『できた!』に到達する時間を圧倒的に短縮できたということです。
ゼッタリンクス株式会社では、家庭学習用のコンテンツ作成には、「ThinkBoard(シンクボード)クラスルーム」の活用など、教育ICTにかかわるソフトウェアメーカー、ハードウェアメーカーと協働して、新しいアイデアを実践したい先生の後押しをしたい考えです。
反転授業の取り組みは1990年からアメリカで始められました。授業の講義は宿題としてデジタル機器により家庭学習で済ませ、学校の授業では授業動画で分からなかった点を話し合いながら進めるというものです。生徒一人ひとりによりきめ細やかな対応がしやすくなり、成績の向上が期待できるとして注目されています。
勉強は『わかった!』ことでやる気がぐんぐん起きてくるもので、逆に分からないとやる気がどんどんなくなってしまいます。『わかった!』と言える授業ができたら子どもたちもきっと楽しいでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2013年11月15日 23:02