●福島の子どもたちと作る音楽イベント「楽天こども音楽祭」参加団体募集中 (2013年11月04日)
福島県は、郡山市が「東北のウィーン」と呼ばれ、音楽活動の盛んな地域です。その福島県で、楽天株式会社が「楽天こども音楽祭」を開催します。福島の子どもたちが自由にのびのびと表現できる場を、子どもたち自身と一緒に作り上げたいというイベントで、現在参加者を募集しています。
募集対象は、福島県在住の小・中・高校生で、音楽活動のジャンルを問わず、合唱、合奏(管弦楽、吹奏楽、バンド演奏など)、ダンスなどの音楽に関わる活動をしている学校や団体です。楽天のCSRのWebページ内から申込を受け付けています。
楽天ではこれまでも、福島県において子ども達への教育・音楽振興を推進しています。2012年末より主に子ども向けに車両型の移動図書館「楽天いどうとしょかん」を福島県内で巡回させているほか、2013年6月からは音楽振興活動として「日本発!みんなで作ろう子どもオーケストラ」を展開し、子ども達のために合唱の場の提供や楽器集めの支援をしています。
この度の「楽天こども音楽祭」は、「楽天いどうとしょかん」の活動開始一周年のイベントでもあります。当日のプログラムは小中学校の部、高校の部、「楽天いどうとしょかん」1周年記念イベント、そしてプロ野球・楽天イーグルスの祝勝イベントもあります。
「楽天こども音楽祭」の日程は2013年12月26日、会場は福島テルサ FTホールです。演奏時間は1団体につき、出入り・準備を含め10分程度、参加申込の締切は11月15日(金)、学校や団体での参加が可能です。参加費は無料、交通費や楽器運搬費については参加団体の負担となります。
東日本大震災、原発事故のために、今も福島県を離れている人達が大勢います。福島に残っている人達も、仮設住宅での暮らしが続いている人、仕事や学校など生活を替えざるを得なかった人など、未だ困難の中にいる人が多いでしょう。それでも音楽を通して、元気や笑顔に満ちたイベントにできたら、ふるさとに帰れないでいる人達にも何よりの喜びに、励みになるでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2013年11月04日 17:05