●タブレットPCの直感的な操作を大画面で実現!「PC内蔵電子黒板」を発売 (2013年11月06日)
日本電気株式会社およびNECディスプレイソリューションズ株式会社は、タブレットPCの直感的な操作を大画面で実現する「PC内蔵電子黒板」を、2014年2月下旬から販売開始することを明らかにしました。
「PC内蔵電子黒板」は、「BrainBoardシリーズ」の新商品65型タッチパネル内蔵ディスプレイ「MultiSync(R) LCD-V652-TM」に、最新のWindows(R)8.1Proを搭載したボード型組込PCを内蔵したもので「NEC 学校ICT推進ソリューション」を構成する製品の一つ。
ディスプレイの電源を入れることで、ボード型組込PCも連動して起動。教材データは、USBメモリや校内ネットワークからの転送により、ボード型PCで読み取ることが可能です。また、PCを持ち込んで接続する必要がなく、接続トラブルやケーブルにつまずくといった事故リスクも軽減できます。
USBポートは3ポート搭載しており、書画カメラと接続しリアルタイムでカメラに映った画像表示しながら授業を行うことや、ネットワークカメラを取り付けて海外の学校との協働学習を行うことが可能です。
また、生徒が利用するWindowsタブレットと同様に、最新のWindows 8.1 Proを搭載することから、タブレットと連携した授業支援ソフトが電子黒板でも利用可能となっています。
ボード型組込PCのCPUには、インテル(R) Core(TM) i5-3610MEプロセッサーを採用。書き込みやタッチ操作、表示の切替えなど、処理負荷のかかる場面でもスムーズに表示が可能です。
さらに、ディスプレイはフルHD(1920×1080)表示に対応。理科の授業における植物観察などの精細な画面表示に適しています。また、直感的なタッチ操作による画面の拡大・縮小や、添付のタッチペンによる4人までの同時書き込みが可能で、電子黒板を使った複数人での漢字の書き取りや、算数の計算など、授業で活用できます。
なお、同製品は、東京国際フォーラムにてNECグループが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013」(会期:11/14(木)~15(金))で、展示を実施する予定となっています。
教育現場でもIT化が進んでいるようです。子どもたちにとって、より勉強のしやすい環境になるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年11月06日 17:04