●書画カメラやiPad、電子黒板、デジタル教科書など~公開授業研究会を実施 (2013年11月25日)
古河市立古河第五小学校(茨城県)により、11月28日、公開授業研究会が実施されます。
当日は、文部科学省、古河市、古河市教育研究会の指定による研究の一端を授業を通して公開。本年度は中間発表となっており、「論理的な思考力」を身につけるためにはどのような「授業モデル」で言語活動を展開し、その中でICT機器をどう活用するのかが明らかとなります。
同校では、低学年の実践として、電子黒板と書画カメラ、デジタル教科書の3点セットを基本とした授業を展開。1年生は50インチの液晶テレビに後付けの電子黒板ユニット、2年生は60インチの液晶の電子黒板を使用。ここでの授業モデルは、おそらく今後2、3年で急速に普及するであろうと思われる授業スタイルを想定しています。
そして中学年は、一人1台のiPadと電子黒板とデジタル教科書の3点セットの活用を基本に授業を展開。上記同様、この授業モデルは、今後5~10年で普及するであろうと思われる授業スタイルを想定しています。
高学年は、iPadをシェアして使い、電子黒板、デジタル教科書の3点セットを基本に授業を展開。さらに、シェアするために、データの管理を容易にするクラウドサービスとしてGoogleAppsを活用。上記同様、この授業モデルは、今後3~5年で普及するであろうと思われる授業スタイルを想定しています。
公開当日は、7つの授業公開と併せ、授業者と参観者による授業検討のセッション、同校で活用されているICT機器等の38社の展示が行われます。受付の後、午後13:05~、および14:00~に公開授業、その後、休憩(企業展示見学)を挟み、15:10~授業検討セッションと進む予定になっています。
未来の教育像を自分の目で見て、肌で感じる機会は大切ですね。こうしたチャンスを上手に活用してみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2013年11月25日 09:56