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間違った意味で使われる言葉、言い間違いされる言葉の上位を発表 (2013年10月22日)

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(株)小学館の国語辞典『大辞泉』の編集部が、10月16日の辞書の日を記念して、「間違った意味で使われる言葉ランキング」と「言い間違いされる言葉ランキング」を発表しました。間違った意味で使われる言葉1位は「ハッカー」、言い間違いされる言葉1位は「間が持てない」でした。

「ハッカー」には、本来、コンピューターで不正行為をする人という意味はありません。そういう意味の言葉「クラッカー」と混同されているようです。しかし、新聞・テレビの報道などでも、悪い意味で「ハッカー」が使われている例が見受けられます。2つの言葉の知名度・浸透度の差から、分かりやすさを重視して、あえて「ハッカー」を使うケースも考えられるそうです。

「間が持たない」は、「途切れがちの会話などを、うまくつなぐことができない」と言いたいときに7割近くの人が使っていますが、「間が持てない」が本来の言い方です。文化庁による「国語に関する世論調査」では、時間の経過とともに本来と異なる言い方を使用する割合が増加してることがわかっています。

間違った意味で使われる言葉2位は「確信犯」。これも時間の経過とともに誤用率が大きくなっています。3位は「他力本願」。自らの修行などによらず、阿弥陀仏の本願で救済されることという浄土教の言葉ですが、「人まかせ」という意味も定着。これに対し、浄土宗や浄土真宗の各宗派などが本来の意味の周知につとめているそうです。

言い間違いされる言葉ランキング2位は「声をあらげる」。正しくは、「声をあららげる」で、漢字にすると「声を荒らげる」と書きます。3位は「足もとをすくう」。「足をすくう」が本来の言い方です。

言葉の誤用は問題視される反面、それ自体も意味も、時代によって変遷していくのも事実です。辞書も常に言葉の変遷を反映していく必要がありますね。



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投稿者 kksblog : 2013年10月22日 15:20


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