●新語も充実した王道の一冊『旺文社 国語辞典 第十一版』刊行 (2013年10月15日)
教育出版社の(株)旺文社が、『旺文社 国語辞典 第十一版』を10月15日に刊行します。
高校生から社会人までを対象としていて、教育現場から一般家庭・職場まで幅広く使用することができます。また、「わかりやすさ」「使いやすさ」を追求した、国語辞典の“王道”と呼べる一冊となっています。
わかりやすく簡潔な語釈を心掛けていて、表現をよりストレートにするなどの工夫をしています。また、間違えやすい、曖昧に覚えてしまっている言葉の「使い分け」や「ちがい」を詳しく説明し、学習だけでなく、日常生活にも役立つ解説になっています。言葉の「変遷」欄も新たに設け、より深く、「言葉のルーツ」を学べるようになりました。
類書の中でも最大級の約83,500語を収録。地名・人名・作品名等の固有名詞や、古語・和歌・俳句など幅広いジャンルの語を掲載しています。また、新語は、時事語・IT用語・医療用語・略語など約1,500語を追加いたしました。
新語の一例を挙げると、 「iPS細胞」「ES細胞」「トリアージ」「トリアージ」「ワークライフバランス」などはが収録されています。
常用漢字から人名用漢字まで網羅しています。2010年改訂の「常用漢字表」の漢字2,136字を、筆順付きで大きな見出しで掲載しています。小学校何年生で習う漢字か、また、中学校・高等学校で習う音訓の情報も追加し、学校学習でも役立つ解説となっています。また、人名用漢字861字も網羅し、字義・熟語・難読語など、国語辞典中でも充実した漢字の情報量を誇ります。
新しく加える言葉の選定・原稿執筆の依頼・校訂のほか、既存の項目についても、法律の改正などで呼称や内容が変わっていないか、新しい用法はないか、語義・用例は適切か、などのチェックを複数の目で何度も繰り返し行い、3年以上の月日を費やして今回の改定作業を行っているそうです。今は電子辞書の使用も増えていると思いますが、教育においてはこのような王道の一冊を利用してもらいたいですね。
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投稿者 kksblog : 2013年10月15日 00:29