●「進研ゼミ」にタブレット導入で新しい家庭学習を提供 (2013年10月11日)
(株)ベネッセコーポレーションが、通信教育でおなじみの「進研ゼミ」に、2014年4月号よりオリジナルの学習用タブレット端末を導入することを公表しました。
2014年4月より「進研ゼミ小学講座」は学習専用のタブレットで学習する新講座「進研ゼミ小学講座 チャレンジタッチ」を小学1年生から5年生向けに新設し、これまでの紙のテキストや教具を中心とした講座と、タブレットによる講座との選択ができるようにします。また、「進研ゼミ中学講座・高校講座」は、既存の中学1年生から高校1年生の講座で希望者全員にタブレットを提供します。
タブレットの導入対象を大幅に拡大することで、これまでの講座の価値に加えて、「通信教育」の枠を超えた新サービスを提供。自宅に居ながらにして、わかりやすい授業が受けられます。そして、問題を解くと自動採点され、さらに自分の苦手や得意に沿った学習ができ、わからないときにすぐにタブレットのカメラ等を使って質問ができます。
文部科学省で小中学生への1人1台の情報端末環境の整備が検討されていることからも、教育におけるデジタル教材の活用が大きく進行しつつあります。タブレットを家庭学習に利用することで、家庭での新しい学習形態が広がります。
「進研ゼミ」は、それぞれの発達段階に合わせた、タブレットによるサービスを提供することで、子どもたちの家庭での日々の学習時間を増加し、学力向上を図ることを目指しているそうです。自宅に居ながらにして「人」の授業や学習指導を受けられる便利さ、これからはその成果が注目されますね。
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投稿者 kksblog : 2013年10月11日 12:06